市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

【世界は今】地球温暖化の象徴とされた島国ツバルからのレポート(1)

2009-08-27 22:43:00 | 国内外からのトピックス
■ツバルという国の名前をご存じでしょうか。多分どこかで耳にしたことがあると思います。ツバルは、美しい海に囲まれたサンゴの島国ですが、いまでは地球温暖化の象徴的な国名で有名になっています。確かに、地上から標高が最高でも5mしかないため、地球温暖化による海面上昇の影響を最も受けやすい国の一つといえます。

 しかし、温暖化だけではなく、海流の変化による浸食、塩害、生活・家畜汚水などによる海水の汚染、増え続けるゴミの処理・・・これらはツバルだけが抱える問題ではありませんが、とりわけ小さな島国であるだけに、そこで暮らす人々と美しい島々の環境について、いろいろと考えさせられます。そんな国をご紹介しましょう。

ツバルに入る唯一の航空路は、フィジーのスバから週二便運航されているエア・パシフィック・サン航空の小型機だけ。写真は、スバのナウソリ空港で待機する42人乗りATR42-500型ターボプロップ機。


スバから北に向かって飛ぶこと約2時間15分。前方にツバルの首都フナフチがある環礁(アトール)が見えてきた。
■日本からツバルに行くには、まず成田から、ソウル経由でフィジーのナンディ国際空港に行き、そこから、島の反対側にある首都スバへ陸路か航空便で移動し、スバで一泊します。そして、スバ市の郊外にあるナウソリ飛行場から、エア・パシフィック・サン(FJ)という航空会社が、42人乗りの小型プロペラ機で週2便(火曜、木曜)運航しています。


幅が40メートルくらいの環礁にあるヤシに囲まれた建物。外洋側は波に洗われるが、環礁の内側は穏やかな海面。


ツバルの首都というか首村?のフナフチにある同国唯一の飛行場に到着したエア・パシフィック・サン航空の小型機。

■ツバルは、南緯5~11度、統計176~180度の海域に点在する9つのサンゴ礁の環礁からなる総面積わずか26平方キロメートルで、世界で4番目に小さな国です。

 人口は2006年時点で約1万人で、農業、漁業が主要産業です。主要輸出産品はコプラ(ヤシの実の内側にある白い果肉を干したもの)、魚類、民芸品などです。人種はほとんどがポリネシア系ツバル人です。宗教はほとんどがキリスト教(プロテスタントが97%、他にカトリックやセブンデイ・バプテストなど)で、赤道付近にある国ですが、気候は海洋性で、3月から10月は乾期でしのぎやすく、11月から2月は雨が多く湿度も高くなります。

 飲料水をはじめ生活用水はすべて、降雨に頼っています。各家々には、大きな貯水タンクが設置されています。雨は熱帯性のスコールで、どっと降りますが、降雨時間が短く、雨雲が通り過ぎるとウソのように晴れ間が出てきます。現在は乾期で、今回訪問したときは、既に3週間も雨が降らず、あともう1週間も降らないでいると、水不足が懸念されていました。しかし、この島に到着した日の夕方から夜にかけて、ものすごい土砂降りとなり、水不足の心配は一挙に解消されました。


久しぶりの土砂降りに喜ぶ島の住民ら。後方の民家の左側に雨水タンクが見える。

【この項「その2」につづく】

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気になる日付けのないトピックス記事と埋め草記事の「旬」

2009-08-23 23:48:00 | 国内外からのトピックス

■先日、8月3日(月)から6日(木)まで、安中市中宿の久芳運動公園グラウンドで日台国際親善ソフトボール大会が開催されましたが、この模様が、先日、半月を経過した8月18日(火)に上毛新聞の地域ワイド版で次のように報じられました。
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日台11チーム ソフトで交流 親善大会に小中生250人 安中
 安中市中宿の久芳運動公園グラウンドで安中、高崎両市と台湾の女子小中学生のソフトボールチームによる「日台国際親善ソフトボール大会」が行われ、両国11チームのメンバーら約250人が4日間にわたって交流した。
 新島学園や日本ソフトボール協会で選手強化に当たった県ソフトボール協会名誉会長の岡賢さんが、台湾でもコーチなどを指導していたのが縁で開催。5年ほど前にも台湾の中学生を招き、交流試合を行ったことがある。
 今回は、ともに台湾で強豪の台北県五股郷徳音国民小学と南投県埔里国民中学のほか、高崎市の箕郷中と榛名中のチームも招いた。
 開会式で岡田義弘市長は「スポーツを通じ安中と台湾の架け橋になってほしい」、徳音国民小学の陳喬木校長は「両チームともよい試合を通じ、親善となることを祈っています」とあいさつした。
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 よく読んでみると、この記事には日付けがありません。この大会は上毛新聞も後援として名を連ねていますが、こうしたトピックス記事は、あまり「旬」というものは重視されないようです。

■同じく、大会を取材した東京新聞の場合は、結局ボツとなったようです。いつも、安中の話題をこまめに報告して掲載している地元の東京新聞販売店主の樋口聡氏ですが、なぜか、日台国際親善シフトボール大会は、原稿を送れなかったようです。そのかわり、8月22日付けの東京新聞群馬版の「タウン」欄に次の記事が載りました。

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プリティー優勝報告
 「第一回東日本小学生女子ソフトボール大会」(岩手県花巻市・七月二十五、二十六日)で優勝した安中市の「原市プリティースターズ」が同市役所を訪れ、凱旋(がいせん)報告した。
 同大会には二十八チームが出場。初戦で岩手県一位の強豪を破り波に乗り、決勝トーナメントでは青森県代表にコールド勝ち、東京都代表の上北小ソフトボール部に完封勝ちし、優勝を果たした。
 高橋優監督は「遊び気分の選手に試合に来たことを諭した」。綿貫はるか主将は「声が出てて良い試合ができた。でも監督、怖かった」と本音ものぞかせた。(樋口聡)
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 この記事にも、日付けがありません。東京新聞の場合、気をつけて読むと、日付けのないトピックス記事がたくさんあります。今回の原市プリティースターズの場合も、先月下旬の国内大会で優勝した報告で、市役所を訪問したとありますが、いつ訪問したのかがわかりません。やはり、いつ、どこで、誰が、何を、どうして、どうなった、という4W1Hが、新聞記事には欠かせませんが、日付けのない記事を見たら、「旬」を疑ったほうがよさそうです。

 なお、原市プリティスターズは、8月3日(月)午後1時から、久芳グラウンドで、国際親善大会の初戦に、台湾の徳音国民小学チームと対戦して見事勝利しました。せっかくの国際親善大会だったのに、もっと早く、これと一緒の記事にすれば、「旬」が読者を喜ばせたのに、まことにもったいない記事でした。

 もっとも、東京新聞の樋口記者は、東京新聞安中販売店の店主ですが、岡田市長に長年にわたり、政治献金を続けてきた実績があります。であれば、岡田市長も参加してスピーチした日台国際親善大会について、なぜ原稿を編集部に送らなかったのか、不思議です。日ごろから、岡田市長のチョウチン記事を書きまくっているだけに、「なぜ?」と思った安中市の東京新聞読者は多いのではないでしょうか。

【ひらく会情報部】
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タゴ出所まであと30日!巨額使途不明金の行方を知る立場にある税理士XXYY氏のその後

2009-08-22 23:42:00 | 土地開発公社51億円横領事件
■いよいよあと30日で、タゴが晴れて出所する日を迎えることになりますが、絶妙のタイミングで、先週8月18日(火)に第45回衆院選が告示され、現在、8月30日の投開票まで、あと1週間を残し、ちょうど選挙戦の真っ最中です。

 事前の各種世論調査では、民主党の優位は動かず、鳩山由紀夫代表を首班とする民主党政権の誕生がほぼ確実視されています。

 そのせいか、せっかくタゴが14年(未決勾留200日を含む)の実刑判決の刑期をまもなく終えるというのに、タゴ事件の関係者らは、ひっそりと沈黙を守り続けているように見えます。

 無理もありません。民主党政権が誕生した場合、これまで警察や検察、そして裁判所や税務署、さらに総務省や国税庁、そして群馬県に影響力を誇った自民党の威光がいっぺんに輝きを失いかねないためです。
■わが国は、戦後、ほぼ一貫して自民党政権が権力の座につき、かつて連立を組んだ社会党や、現在連立を組んでいる公明党も、結局、自民党主体の政治に身をゆだねてしまい、権力の交代という場面を経験してきませんでした。

 あまりマスコミは取り上げませんが、霞ヶ関では最近、役所の人事異動や書類整理でてんやわんやです。これは、県や市町村レベルでも同様だと思われます。なぜなら、民主党政権になった場合、これまで隠し通してきたことが、第三者の目に触れることになるため、今のうちにできるかぎり隠蔽しておく必要があり、官僚はいまのうちに、なるべく安心で美味しいところに天下りして、既成事実を作っておく必要があるからです。

■政権の交代による、権力の移譲の経験のない日本国民として、わかりやすいのはお隣りの韓国の例です。先日、前大統領を自殺に追い込んだ韓国では、政権が変わるたびに、前政権にかかわる「大型疑獄事件」の国策捜査が行われ、大統領やその一族、関係者らが逮捕され裁判にかけられ、投獄されたり、ノ・ムヒョン前大統領のように自殺者が出ています。台湾でも、民進党の陳水扁前総統が国民党により不正行為を理由に裁判にかけられています。果たして日本でも、そうしたことが起きるのかどうか、実は、韓国のみならず、世界中が注目しているのです。

 韓国や台湾の場合もそうですが、前政権の不正が暴露されると、必然的に新政権の支持率がアップします。新政権が、前政権の不正追及に力を注ぐのは、そういう理由があるからです。

 これまで、長期間にわたる自民党政権下では、特捜部が手を出せなかった政治家はたくさんいます。とりわけ有名なのは、群馬県がほこる大勲位の元首相です。造船疑獄事件、ロッキード事件など、大型疑獄事件に関与しながら、結局塀の中に落ちなかったことで有名な大政治家です。

 ところが、今度は、野党が政権を握ることになれば、強制捜査には何の遠慮も要りません。

■官僚組織の典型である検察が、民主党政権になったからといって、突然、正反対の態度をとることは、そう簡単なことではないでしょう。しかし、変わり身の早さがとりえの官僚組織だからこそ、たとえば、民主党の小沢前代表の公設第一秘書を逮捕起訴した東京地検特捜部では、これを手加減することで、民主党に恩義を売り、返す刀で、野党に転落する自民党の悪事を暴いて、新しい政権の心象を良くしようとするかもしれません。

 政権がガラッと変わるということは、こういう作用を生み出すのです。これまでは「寄らば大樹」「長いものには巻かれろ」というスローガンを好んできた日本人ですが、長期にわたる自民党政権を維持してしまったため、自民党のおごりを招き、国民不在のさまざまな悪政によりさんざんひどい目にあって、ようやく目がさめてきた、と言えます。

■さて、前置きが長くなりました。あと30日後に迫ったタゴ正式出所日を、誰よりも心待ちにしているのは、タゴ事件で、さまざまな恩恵を受けた関係者でしょう。晴れてシャバに大手を振って出てくるタゴに、感謝の言葉をイの一番にかけなければならないからです。なぜなら、巨額横領金が、タゴの刑期満了と、岡田市長によるタゴへの損害賠償請求の時効消滅という最大限の配慮により、しかも、群馬銀行への尻拭いは全部安中市民に転嫁することになり、使途不明金14億円余について、誰も目も憚ることなく、堂々と使っても警察や検察のお咎めがない日が、あと1ヶ月足らずに迫ったからです。

 さて、先日、安中市土地開発公社の元職員で、公社を舞台として51億4千万円の史上最大の横領事件の単独犯とされて14年の実刑判決を受けたタゴをとりまくカネの匂いに、市役所の幹部や、政治家、銀行や業者が集まってくるのを見て、タゴの友人や親族が設立した株式会社適塾、株式会社芙蓉、多胡運輸株式会社の3社について、当会の調査結果を報告しました。

 その際、タゴの実弟が、株式会社芙蓉と多胡運輸株式会社の代表取締役社長となっていたことを皆様にお伝えしました。さらに、タゴの実弟は、株式会社適塾の代表取締役とも入魂の仲であることもお知らせしました。そして、もっと注目すべきは、これら3社の役員、しかも監査役という重要な金庫番の立場で就任していたXXYYこと上野正人氏という御仁についても、紹介しました。

■今回はこの上野正人氏について、当会がその後調査した情報をご報告したいと思います。

 先日お伝えしたように、この上野正人氏は、安中市土地開発公社51億円巨額詐欺横領事件の主犯とされた元職員多胡邦夫の実弟の多胡茂美が社長を務める株式会社芙蓉と多胡運輸株式会社の監査人を、事件が発覚した平成7年5月当時に務めていました。また、多胡邦夫は自分の子どもらを通わせていた学習塾の保護者会会長をしていましたが、この学習塾の株式会社適塾を経営していた早川正雄は、もともと多胡茂美と親しく交際しており、多胡茂美を通じて多胡邦夫との関係を築いていたのでした。XXYY氏は、この株式会社適塾の監査役としても就任していました。

 上野正人氏は、現在、高崎市内で税理士業を営んでいます。年齢は40代中頃と見られ、安中市土地開発公社の巨額横領事件発覚当時は、まだ30代前半だったことになります。

 上野正人氏の存在について、当会は事件発覚直後、上記のようにタゴ事件に絡む利権3社の経営全てに監査役として関与していることから、ずっとマークしていました。その後、複数の市民から、巨額の使途不明金についても、在り処を知りうる立場にある同氏に関する告発情報が寄せられ、それに基づき、平成12年ごろ、高崎税務署に通報したこともあります。しかし、この事件の深層を暗示するかのように、当初、真相究明に積極的だった税務署は、当会が告発したころには、もうその意欲を完全に失っていました。

■高崎市内に在住する上野正人氏は、現在、関東信越税理士会高崎支部に所属しており、最近まで広報部長をしていました。3階建ての立派な豪邸に住んでおり、外車を複数保有しています。近くに父親の自宅がありますが、近所の人の話によると、10年ほど前に、現在の豪邸を建てたということです。


およそ10年ほど前に建てられた3階建ての豪邸。1階のガレージ右に、超高級車の黒のアウディと、白のベンツのフロントが少し顔を見せている。↑

 上野正人氏は、明治大学商学部を卒業後、明治大学大学院経営学研究科博士前期課程修了してから、税理士の免状を取得しており、インテリぶりを買われて、一昨年は母校の明大に近い三鷹市で三鷹ネットワーク大学公開講座の講師役を務めたこともあります。上武大学の非常勤講師もしているという情報もあります。

 この上野正人氏は、上越新幹線の高架の近くにある3階建て建物のひとつのフロアを借り切って、税理士事務所を開いています。未確認ですが、恐らく、引き続いて現在も多胡運輸の税務関係は継続して担当している可能性があります。というのは、多胡邦夫の実弟で多胡運輸の社長をしている多胡茂美としては、社業を発展してきた資金の流れについて、すべてを知り尽くした税理士の存在ほど、安心できるものは他にないからです。


どういうわけか、タゴ事件にかかわった人は、新幹線によほど縁が深いらしい。上野正人氏の事務所も新幹線高架のすぐ脇にあるビルにある。↑

■当会は、株式会社芙蓉のことや、多胡邦夫をとりまく同志会の存在について、事件発覚直後、市民からの告発情報をすべて群馬県警に通報していました。したがって、警察は、この税理士のこともよく知っているはずです。実際、群馬県警は、カネの流れを追跡して、東京の銀座にある銀行や、高田馬場にある小川市長(当時)と関係のある地上げ会社にも捜査の対象としてマークしていました。直接担当した刑事から確認しており、これは間違いありません。

 しかし、事件発覚後、半年を経過し、平成7年11月に行われた出直し市長選挙で、真相究明を公約に掲げていた市民団体擁立候補が次点で落選してから、その刑事も捜査二課から青少年課に配転となり、当会が情報提供を続けていた群馬県警の担当刑事らも、選挙後まもなく捜査の終了を告げに来て、史上最大の巨額横領事件が元職員の単独犯行として幕引きされることになったのでした。

■安中市土地開発公社51億円事件では、当初から、地元の超大物政治家の影響力行使が取りざたされておりました。そして案の定、事件の発覚後の関係者への取調べは、元職員の単独犯行として処理されていきました。

 当会は、青森県住宅供給公社の事件における同公社の対応に比べると、その3倍半もの巨額横領事件を起した安中市土地開発公社の対応がいかに非常識かを痛感してきました。やはり、自民党の重鎮であり、最高の勲章である大勲位をもらった政治家の存在は、日本の地方自治体では史上最大の横領事件をも、もみ消す力があるのか、と感じていました。

■しかし、その後、平成20年8月3日に起きた首都高5号線でのタンクローリー横転炎上事故で首都高が45億円以上もの損害をこうむっているにもかかわらず、多胡運輸やその元締めである当該政治家の息のかかった石油製品の運送会社、そして、荷主の出光興産が謝罪の記者会見さえせず、現在までに首都高が多胡運輸に、損害賠償請求さえ出せずにいるという実態、そして、巨額使途不明金の在り処を知る立場にある多胡運輸の金庫番の税理士が、税務署にも追及されないまま、高崎の税理士会の要職にあることを見聞するにつけ、群馬県の政治家による権力乱用の実態を痛感させられるのであります。

 果たして、8月30日の第45回衆院選で、我々日本国民はどのような選択をするのか、果たして検察は、自民党、民主党のどちらに触れるのか、そして、この51億円巨額詐欺横領事件の真相解明に対して、政権交代が実現した場合にどのようなインパクトが与えられるのか、それとも依然としてこの前代未聞の巨額横領事件は封印され続けるのか。いずれにしても、きわめて目の離せない状況が、これから月末にかけて続く事になります。

【ひらく会情報部】
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フリマ中止を巡る未来塾側と安中市・岡田市長とのバトル・・・第5ラウンド(その7)

2009-08-18 15:48:00 | 安中フリマ中止騒動
■6月19日付けで未来塾が地裁に提出した原告第3準備書面と一緒に添付された、その他の甲号証が続きます。
**********

【甲第41号証の1】民事介入暴力対策マニュアル第4版(315頁)(略)
【甲第41号証の2】同上(37頁)(略)
【甲第41号証の3】同上(327頁以降)(略)
【甲第41号証の4】同上(奥付)(略)
【甲第42号証】行政対象暴力の現状と対策(略)
【甲第43号証】適正な行政執行の確保に向けて~行政対象暴力対応マニュアル~(略)
【甲第44号証】行政対象暴力対応マニュアル~事務事業の適正かつ円滑な執行及び職員の安全確保に向けて~(略)
【甲第45号証】新聞記事(略)

【甲第46号証】
平成20年(ワ)第492号 損害賠償等請求事件
原告 松本立家 外1名
被告 岡田義弘 外1名
報 告 書
平成21年 6月15日
前橋地方裁判所 高崎支部 合議2係 御中
   原告ら訴訟代理人 弁護士 山下敏雅
頭書事件につき,■■■■■■■■■■■氏に関して,下記の通り報告する。
     記
第1 TBS「噂の東京マガジン」での発言内容
 平成20年5月11日(日)午後1時から放映された,TBSの番組「噂の東京マガジン」中の「噂の現場」コーナー(甲3)にて、■■■■氏が,レポーターからの本件フリーマーケットに関するインタビューに対し,「我々はね,ちっとも不都合とは思っていません」「ほんとはね,もともとやってくれと思ってました」等と回答している場面が報道された(添付資料1)。
 なお,その場に居合わせていた他の近隣住民も、迷惑と思うことがあったかとのレポーターからの問いに対して,「とんでもないです,楽しいです」と回答し,また,別の住民も,市民の方から苦情があったという話もあるが,とのレポーターの問いに対して,「聞いたことがないですね」と回答していた。
 なお,上記番組では原告らも取材を受けており,原告らが取材を受けた日は,同年4月30日であった。

第2 平成20年8月18日の■■氏宅訪問
 平成20年8月18日(月)午後2時ころ,当職及び原告松本立家は,■■■■氏の自宅を訪問し,■■氏に対し,上記番組内での発言に誤りのないことを確認した。
 そして当職は,■■氏に対し,上記内容に関する陳述書の作成を依頼した。具体的には,上記テレビ番組での発言内容を基に当職が予め作成した陳述書案(添付資料2)を■■氏に示し,このような形式の陳述書の作成をお願いしたいこと,及び,修正が必要な箇所があればご指摘いただき,当職が修正した陳述書を後日作成して郵送等するので,それに署名・押印をいただきたいこと,を申し入れた。
 これに対し■■氏は,「陳述書案の内容はおおむね正しいが,陳述書の作成に協力するかどうかは,検討する時間をしばらくいただきたい」と回答した。
 そのため,当職らは,予め作成していた陳述書案を■■氏に預け,回答を待つことにした。
 なお,上記面談の際,■■氏から,■■氏からの苦情の話は出ておらず,陳述書案についてその点に関する修正の求めもなかった。
 その後,原告松本立家より■■氏に問い合わせたところ,陳述書の作成に協力できない旨の回答があったが,その理由については不明であった。   以上

<資料1>
画面1:ナレーター「市長が配慮が必要だと言っていた公園側の地区では,この問題をどう見ているのでしょう?」
画面2:
画面3:レポーター「えー、こっちにですねフリーマーケットの会場の近くに住んでいる住民の方がお集まりということで、やってまいりました。」
画面4:レポーター「えー、いらっしゃるでしょうか?えー、お邪魔します。」
画面5:ナレーター「どうやらこの日は地区のカラオケの集まりだったようです。」
画面6:■■(■■■■氏)(歌う)
■■7:レポーター「ちょっとお楽しみのところお邪魔します。すいません。」■■(■■■■氏)「あ、どうも。」レポーター「いやいやいや、こんにちは。」
■■8:レポーター「あのー、なんか、こう・・・フリーマーケットで不都合なといいますか、迷惑なことってあったんでしょうか?」
■■9:■■(■■■■氏)「いや、我々はねちっとも不都合と思っていません。」
■■10:■■(■■■■氏)「ホンとはね、もっともっとやってくれと思ってました。」
■■11:レポーター「迷惑されていることあります?」女性A「いや、とんでもないです。楽しいです。」レポーター「あらま、そりゃよかったですね。そうですか。」
■■12:女性A(隣の男性Bのことを示して)「フリーマーケットのすぐ前。」レポーター「前?ああ、そうですか。」
■■13:男性B(市営住宅在住)「毎年楽しみにしていたんですよ。」
■■14:レポーター「あら、そうなんですか。なんかね、市民の方から、そのー、苦情というかそういうもんもあるやに聞いていますが・・・」男性B(市営住宅在住)「聞いたことないですね。」
■■15:■■(■■■■氏)「行政と、そのー、主催者と、その、ちょっと話がかみ合わないで・・・」
■■16:■■(■■■■氏)「お互いに裏側で文句言いっこしている感じで。」
■■17:■■(■■■■氏)「こう、2人でこうによく話してみれば、もっとまるく落ち着くのではないですかね。これはねぇ。」

<資料2>
陳 述 書
平成20年 月 日
前橋地方裁判所 高崎支部 民事部 御中
    住所
    氏名
1 私は,フリーマーケットの行われていた米山公園の地区の■■を務めています。
2 フリーマーケットは毎回大変にぎやかに行われます。
 私自身,地区の住民で不都合に感じることは特段なく,フリーマーケットを今後も続けて欲しいと思っていました。地区内の他の方々も同様の意見です。
 同じ地区内で,夜勤明けの方や乳幼児などが,フリーマーケットの会場からの騒音で睡眠の妨げになる,などというような苦情を,■■の私が聞いたことはありません。
3 フリーマーケットは現在行われておらず,それについて行政と主催者の間で問題が生じているという話は聞いています。
4 この件について,テレビ局が私たちの地区に地区に来たことがありました。
 テレビ局の方から,「フリーマーケットで不都合なこと,迷惑なことがあったか」と尋ねられましたので,私は,「いや,我々はちっとも不都合とは思っていません。本当はもっともっとやってくれと思っていました」と,率直にお答えしました。
5 取材の場には,同じ地区内の方々も集まっていました。
 他の方も,「迷惑と思うことはあったか」というテレビ局からの質問に,「とんでもないです,楽しいです」と答えていました。また,米山公園の目の前の市営住宅に住んでいる方も,「毎年(フリーマーケットを)楽しみにしていたんですよ」,と話しており,「市民の方から苦情があったという話もあるが」という質問にも,「聞いたことがないですね」と答えていました。
6 テレビ局の方にも申し上げましたが,フリーマーケットの件については,行政と主催者とで話がかみ合っていないように感じます。
 「よく話し合えば,まるく収まるのではないか」と取材で申し上げましたし,今もその気持ちに変わりはありません。   以上

【甲第47号証】委嘱状(略)・写し/平成20年4月10日/東京弁護士会会長山本剛嗣/原告訴訟代理人(主任)が平成20年4月1日付けで現事務所常勤弁護士を委嘱されている事実等
**********

■こうして、ついに、未来塾側から、意見交換会の詳細な情報が提出されましたが、7月3日の第7回口頭弁論を待ちきれない被告岡田市長個人から、6月29日付けで準備書面(4)が提出されました。

**********
【被告岡田義弘の準備書面(4)】
平成20年(ワ)第492号 損害賠償等請求事件
原告 松本立家 外1名
被告 岡田義弘 外1名
被告準備書面(4)
平成21年6月29日
前橋地方裁判所高崎支部合議2係 御中
     〒379-0114群馬県安中市野殿969番地
     電話027-382-2061
     FAX027-382-2061
     被告 岡田義弘
 被告岡田は、本準備書面において訴状並びに反訳書及び原告第3準備書面(平成21年6月19日付)に対し反論の準備書面を提出する。
 第1真実性(原告松本氏及び未来塾)についてであるが、原告松本氏及び■■■■氏、■■■氏は平成19年9月10日に行われた意見交換会の内容を隠し取り録音していることが明確になった。
 原告松本氏及び■■■■氏、諸氏は未来塾と市との良好で正確を期するため録音すると告知していない。
 お互い、両者の間違いが生じないようにしたいので理解されたい・・・と事前に通告して録音した記録ではないことを指摘する。
 両者了解の正確な録音からの反訳書ではないことを指摘すると同時に原告松本氏及び■■■氏、被告岡田の発言が削除されている。
 従って、一方的に隠し取り録音して校正、編集されたものである。
 反面、「コンプライアンス(法令順守)」は、公正な行政が持続するための考え方である。
 どこかへ置き忘れるようでは、また市民を「騙す」偽装がはびこるのではないかと心配になるのである。
 訴状(平成20年9月17日付)7頁(2)被告安中市(市長)からの会場使用許可についてであるが、 1 要件に適合していない申請が繰り返し多年継続されてきたことは、善良な市民を冒涜してきたことであると同時に原告松本氏は原告準備書面で明確に回答されることを再度希望する。
2 安中市公園条例第4条(行為の制限)違反  3 安中市公園条例第11条(権利の譲渡、転貸または担保の禁止)違反 利用者は、この条例で得た権利を他人に譲渡し、転貸しまたは担保に供することができないと明記。
「未来塾のフリーマーケットinあんなか」―実施要領―の出店条件には、1)この企画の趣旨に賛同し、協力いただける方  2)出店者説明会に参加できる方となっており一般公募の形態をとっている。
 一方、安中市公園条例第11条は「利用者はこの条例で得た権利を他人に譲渡し、転貸し又は担保に供することはできない。」と明らかに権利を他人への転貸等を禁止していることからして未来塾及び原告松本氏は条例違反である。
4 安中市公園条例第12条(利用許可の取り消し)市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、利用の許可を取り消し、又は、その利用を制限し、若しくは停止することができると明記している。
5 安中市公園条例施行規則第9条(使用料の減免申請)違反である。長澤建設部長は、安中市公園条例で公園の使用料は所管課長が権限を持っているので2000円で使うのではなく、フリーマーケットで利用するということに対して許可をしている。そこで2000円を徴収しているということは許可の中に入っていないと平成19年9月10日未来塾と市ととの意見交換会で明確に発言している。(丙第17号証4頁14、15)
 なお、反訳書56頁の■■■■氏の発言であるが、決裁を経る前に担当者の判断だけでその場で許可を出していたとすれば、従前の方法が誤りであることは明白である。今回、それを是正したことをもって「不受理」と非難されるいわれはない。
2(1)(2)「談話」冒頭部分(第3準備書面4頁)原告はやむなく、9月12日にフリーマーケットの開催を断念し、関係者に連絡したことについてであるが、被告準備書面(3)24頁で明確にしているとおり長澤建設部長から平成19年9月13日8時30分に誠意を持って許可する旨連絡したことを同年9月13日8時50分に福祉民生常任委員会室に被告岡田が入室すると長澤建設部長が寄って来て未来塾へ連絡したと報告を受けたのである。併せて、松本立家氏たち未来塾は同年9月10日午後6時30分からの未来塾と市との意見交換会の内部報告を未来塾運営委員に伝え、同年9月10日夜に、フリーマーケット開催は中止を決めたことも報告を受けたのである。以上の長澤建設部長の報告は正確であると同時に原告松本氏及び未来塾幹部の方々は同年9月12日にフリーマーケットの開催を断念し、関係者に連絡したと主張しているが安中市に対しても同年9月12日にフリーマーケットの開催を中止する旨連絡したのか明確にされたい。安中市にも中止の連絡をしたのであるならば誰に中止を伝えたのか明確にされたい。
(3)実施の意見交換会のやりとりは、下記のとおりであった・・・とのことについてであるが、平成19年9月10日午後6時30分開始の未来塾と市との意見交換会の場で被告岡田が「すみません確認させてください」と言った途端、原告松本氏は「目を見て話をしろ」と、それは大声で怒鳴ったことは事実である(被告準備書面(3)15頁)、その立証であるが原告松本氏の反訳書の原本の録音は隠し取りしていること。
2)正確を期するため録音すると告知していないことからして周到に準備していること。
3)当初から原告松本氏はじめ未来塾は窮地の部分は抹消することを周到に準備して同年9月10日の未来塾と市との意見交換会に臨んでいることが隠し取り録音で証明された。
4)広義のボランティア活動を目的にしている未来塾と市の話し合いであれば隠し取り録音をする必要はないし、はじめにお互いに正確を期するため録音しますからと告知することが常識であると思慮する。以上の立証からしても原告松本氏及び未来塾に都合が悪く不利な部分を抹消して校正編集していることは明明白白である。
 更に、被告岡田が、こちらも一週間は無理と言ったのは大事をとってという意味であることを後で説明(反訳書35頁)しており、1週間以内に結論を出さないとは言っていない。このことはその後の問答(反訳書59頁~61頁)においても明白である。
③意見交換会の開始原告第3準備書面5頁、6頁の枠囲みの部分であるが岡田、・・・・どうぞ・・・どうも待たせてすみません・・・と岡田が言ったとの部分であるが、平成19年5月21日付(丙第10号証‐2)「フリーマーケットの運営について」(安中市公園条例第7条勧告及び命令)に基づいて送付していることを指していったのである、それは社会通念上の挨拶である。
 その立証であるが、平成19年9月10日市長室へ入室してきた原告松本氏、■■■■氏、■■■氏に対して、被告岡田が「お世話になります」と挨拶しても無言で苛立った表情のまま応接の椅子に座ったのは事実である。前述の枠組みの「いやいや」の部分は偽造である。原告松本氏の記述のような雰囲気、穏和な環境ではなく冒頭から陰険な重い雰囲気であった。
2)原告松本氏が「いやいや」という明るい雰囲気でない理由は未来塾と市との意見交換会開始が1時間30分も遅れたことからしても推察に十分である。
4原告第3準備書面6頁「目を見て話をしろ(冒頭から怒鳴る)」との点及び■■■氏が大きな声で「そうでしょう」と3部長に指したことについて原告松本氏が「目を見て話をしろ」と怒鳴った事実も、■■■氏が大きな声を出して部長らを指した事実も一切存しない・・・との主張であるが原告松本氏の反訳書は平成19年9月10日午後6時30分開始の未来塾と市による意見交換会の場に於いて隠し取りした録音で原告松本氏及び未来塾に不利な部分を抹消して校正編集したのは明明白白である。
 その立証は録音する通告をしないで隠し取りした録音であること、さらに両者が共に録音して初めて正確性を主張できるのである。
 5 参加費徴収・募金・市民からの苦情指摘に関する点についての、(1)「談話」の記載について (2)募金に関する話し合いの長さ(3)募金に関するやりとりの内容 (4)「ここへ何回も来たんですから」との発言の不存在 (5)参加費徴収についての被告らの認識についてであるが、原告松本氏及び未来塾は「反訳書」に基づいて主張記述しているが、原告松本氏及び■■■■氏、■■■氏は隠し取りした録音である。従って正統性、正確性については希薄である。
 原告松本氏及び■■■■氏、■■■氏更には未来塾は公開告知して録音すれば原告松本氏及び未来塾と安中市の絆は深まると同時になっとくと合意が形成される。それが一方的に隠し取りした録音を持ち出して正統性、正確性を主張する原告松本氏及び未来塾の話し合い手法には失望すると同時に原告松本氏及び未来塾の都合が悪く不利の部分は抹消して編集校正した反訳書である。
 その立証は原告松本氏及び■■■■氏、■■■氏や未来塾は純真な心で記録することを相手方の市に対し告知して録音することが新たな良好関係の構築と信頼感と絆の醸成に貢献するのであるが隠し取り録音行為は原告松本氏及び未来塾は五里霧中の中にあると言わざるを得ないことは誠に残念である。
7 原告松本氏(原告第3準備書面7頁)罵詈雑言の点についてであるが、平成19年9月10日未来塾と市との意見交換会が終了して、市長室の隣室の秘書行政課へ通ずるドアを開け罵詈雑言を言い放ったことは紛れもない事実であることを断言する。(丙第2号証)を熟読されたい。
 市長室の隣室の秘書行政課の職員は午後7時30分まで執務していたのである。
 第3■■■■氏についてであるが(原告第3準備書面19頁)原告松本氏及び山下敏雅弁護士が来訪して来て■■■■氏宅の応接室で面談したことを本人が明かしたのである。
 ■■■■氏は応接室で米山団地の■■■■■■■■■■氏から聞いている話をした。米山団地の■■■■■■■■■氏から拡声器の音が煩くて困ると苦情が来ていることを話したと証言しているのである(平成21年3月19日及び同年3月22日再度両日■■■■氏宅を訪問して、去る3月19日の■■■■氏の話しの内容を再確認したのである。)更に、被告岡田は同年3月22日米山団地の■■■■■■■■■氏に面談したのである。(被告準備書面(2))を熟読されたい。
 原告松本氏の第3準備書面(平成21年6月19日付)についてであるが、「我々はね、ちっとも不都合とは思っていません」「ほんとうはね、もっともっとやってくれと思ってました」「とんでもないです、楽しいです」「聞いたことがないですね」との発言者に片寄った取材である。
 3原告松本氏及び山下敏雅弁護士の■■■■氏自宅訪問についてであるが、被告岡田の準備書面(2)は、■■■■氏の証言その儘である。
 一方、丙第5号証においてであるが■■■■氏が持参した原本文書そのものである。
(2)平成20年8月18日、■■■■氏は、原告松本氏及び山下敏雅弁護士から陳情書の作成を依頼されたことについてであるが、■■■■氏は真実事実と異なった作用に流されてはいけないと■■■■氏自ら整理した(丙第6号証)文書を作成され■■■■氏本人自ら文書を持参して岡田に届けてきたと思料する。
 原告松本氏及び■■■■氏、■■■氏は平成19年9月10日に行われた意見交換会の内容を隠し取り録音していることが事として明確に証明された。
 原告松本氏及び■■■■氏、■■■氏諸氏は未来塾と市との良好で正確を期すための録音すると告知していない。
 お互い両者の間違いが生じないようにしたいので理解されたい・・・と通告して録音した記録ではないことを再度指摘する。
 以上の観点から被告岡田及び安中市と未来塾で了解して録音することになるのである。
 両者了解の正確な録音からの反訳書ではないことを再度指摘すると同時に原告松本氏、未来塾関係者及び被告岡田の発言が削除されている。
 従って、一方的に隠し取り録音して校正編集した反訳書であることを重ねて指摘する。
 また、反面、「コンプライアンス(法令遵守)」は公正な行政と市民力の持続するための考え方である。
 そのことが、どこかへ置き忘れるようでは、大衆市民を「騙す」偽装がはびこるのではないかと心配になるのである。
 行政は審査や決裁の方法を点検し、不正が起きる原因を突き止めなければ、信頼回復はかなうまいと思慮するのである。
 市民の信頼を揺るがす事態は防止する責任が行政にはあるのである。
**********

■あいかわらず、段落分けもよく分からない、非常に読みにくい被告岡田義弘市長個人の準備書面(4)です。とにかくも、こうして、未来塾と安中市とのバトルは、7月3日の第7回口頭弁論の法廷に突き進んでいくのでした。

【ひらく会情報部・この項「その8」につづく】

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フリマ中止を巡る未来塾側と安中市・岡田市長とのバトル・・・第5ラウンド(その6)

2009-08-17 08:48:00 | 安中フリマ中止騒動
■6月19日付けで未来塾が地裁に提出した原告第3準備書面と一緒に添付された意見交換会のやり取りの内容について詳述した甲第40号証がさらに続きます。未来塾からは、市長の資質について、指摘がありました。岡田市長は、「行政の説明責任」「中立性」をしきりに強調しています。
**********

■■  で,あの,市長たる資質のこともですね,何か安中の方向,これから向かっていく方向を正しくしていくんかという良いふうに盛り上げていくのか,そういうひとつの価値観,それは正しく持っていないといけないですね。ですから,ま,いろんなご意見がある,いろんな人たちがいる,それは私もよくわかります。しかしですね,長い間こうして,ま,安中市,市民のためにですね,これだけ努力してきた団体に対してですね。どなたかが一報入れた。その一言によってですね,間違ったこう判断をされるってことはよろしくない。これは私の立場で言ってるわけですけども。ぜひですね,正しい,公平な考え方をですね,持っていただきたい。正しい価値観を持っていただきたい。何か,皆さんの意見を聞くということは確かに必要な事,大事なことです。いろんな意見があります。ね,ですから,そんな中でやはり,聞いて,責任ある人は何か正しいかっていうひとつの価値基準が必要ではないか,私が今,お見受けしたところですね,市長けその価値基準のところで,お迷いになっているんじやないでしょうか?うん,これだけ長く続いてやってきて,安中を盛り上げたイベントがですね,の価値をですね,感じられていないのではないかという疑問が私ありますね。非常にがっかりしました。ぜひ早くですね,正常に判断されることをですね,私は正常な気持ちで判断されることを希望しますね。それはこの,トップとして,安中市のトップとして,市を開違った方向にもってかないためにもですね,市長の正常なる冷静なですね,あの,先ほど私に興奮したと伺いましたが,あの市長も,ううん,日常的に興奮して・・・

岡田  まったく,僕は,全てに,冷静沈着です。

■■  いやあ,冷静であるならば,あの,きちんとした価値観をもって,この話を聞いていただきたい。

■   一般的にですね,今この時代ですね,地方分権という時代になっていまして,それは市長さんも当然おわかりだと思うんですけれど,地方分権というのは財政とかサービスってのが地方にあの,任されるということだけではなくて,それだけではその地方というのは,あの成り立たないわけですよ。ですから,いまどきNP0,NPO法とか,そういうものが成立しまして,そういう市民団体と一緒になって行政が協働して,いろいろな地域おこし,財政,サービス,そういうのを行ってくことが求められているわけですよ。そういう価値観判断をあの,市長さんがお持ちになられたほうがよろしいと思います。

岡田  説明責圧というものが行政にはあるんです。何度も言うようですが。

■   そうですね,それはわかりますよ。

岡田  あの,先ほどから伺っておりますと,大多数がいいんだから,それを即判断しろという,こういうお話ですがね。

■   そういうわけではなくてですね。

岡田  だってそう言ったじやないですか。

■   それを逆に返され,返して言うならですよ,いえ,言うならですよ,聞いてください。あの,私たちがここに呼ばれたというのは市長さんが大多数だかなんだかわかりませんけれども,そういう人からから何人かの人だちから言われたことを間に受けてですね,調査もせずにこう伝続があるこの15年間やってきた私たちの活動に対して,市民団体に対して,あの,そういう,あの,ちょっとした,ちょっとしたじゃないですけれど,そういうあの何人かの市民から言われたことだけでですね。いいがかりっていうんですよ,そういうの。調査もせずにそういうことを,あの,いうっていうのは。そういうのを・・・

岡田  何の調査をしろっていうんですか?

■   調査をするって・・・ごめんね,言いましたよね。これから調査とか協議が必要です,って言いましたよ。そういうことをですね,

岡田  調査っていうのは皆さんの調査ではないですよ。

■■  いや,うん,そうですね。

岡田  誤解しないでください。広くボランティアの,団体の,広くボランティア団体のそういった___

■   あのですね,あの‥・

岡田  皆さんが言ったようなことなのかどうなんのか?

■   よろしいですか。それはですね,そもそも調査などをせずにですね,そういうのは市長としてわかっていないといけないと思うんです。この世の中ですから。

岡田  あのー,冷静になってください。

■   冷静になってますよ。冷静になってるから,私は冷静になって・・・

岡田  確認したいって言ってるんですよ。確認を・・・

■■  その確認というのはうちのこのフリーマーケットの中での確認ですか?

岡田  そうです。だって,その確認がなくってだいね,じゃ次の,には進まないでしょうがねー。

■■  市長はさ,あれじゃないですか。あの,市長のところにま,電話があったと。『岡田,なんなんだ』と『2000円取ってるじゃねえか』っていう。そのことを,ね,皆さんに伺ってこう市長がそれよこしたんね,今初めて知ったということですけれど,

岡田  電話を,

■■  早く調査をしてですね,

岡田  電話をですね,する方もいれば,

■■  はい。

岡田  直接来る方もいます。      1:34:37

■   それはよろしいですけど。そういう方がいたとしてですね。

■■  だから,調査もせず,ね,このいう文章を出したと。

■   そうです。

■■  もうこれ‥・

■   はっきり私たちの活動に対するいいがかりとしか受け止められないんですけど。

■■  調査を出す前にもうこの文章がもう出てて,__話し合いをする前にもうこれが一番先に出ているから私達は,まさか市がこのような文章出すと思わなかったもんですから,順番が違うんじやないかっていうのを再三にゆってたわけですよ。で,話し合いをもつならそのことについて話し合いをもちたい・・・

岡田  公平公正でなけりゃだめなんですよ。

■   ですから,私達に対してはどうなんですか?

岡田  公平,公正です。

■   公平,公正ではないと思います。このいう文章を出すということは,もう市長さんがその電話を受けた時点で自分もそうおも,

■■  役所もね・‥

■   そうです。行政がそう思いなられているから,私たちにこういう文章を出されたということですよね。そうでなければこの文章は成り立たないですから。

■■  それは,偏見があるんですよね。

■   そうです。真のボランティアと書いてあるということは,わたしたちがやってることが真のボランティアではないということですか?

岡田  何度も申しあげているように多くの,多くの皆さんは,

■   多くの人からって・・・

岡田  こういうボランティアってのは何度も申し上げてるように,こういう会費制のボランティアってのは知らないわけですよ。

■   いえ,あのですね,

■■  市長が知らない・・・

■   市長さんが知らないだけであって,一般市民は,そうです。一般市民に,そうです。一般市民に,その,世の中ですよ,

岡田  いやー,皆さんはずいぶん,私ねえ,大統領のような,ようなお話,するんですね。

■   いえ,今一般的,

■■  皮肉を言っているんですか?

■   そうですよ。

岡田  皮肉じゃあねんだ。知らないのは岡田だけだって言うんじゃ。

■   だって,そういうことを,あの,

岡田  知らないん,岡田だけだって・・・

■   そういうこと,仰っ,そういうこと,仰ってるからですよ。あの,一般的にですよ。一般的認識として,この世の中でボランティアというのは別に,無償,無償・・・だって私達は無償ですよ。

○○  無償ですよ。

■   無償ですよ。わたしたちは無償でやってますけど。

○○  _____

■   そういう認識は別にあると思いますよ。どこのあれだって,NPOだって,NPOっていうのは法人ですから,あれは運営費といろいろか,かかるわけですよね?あれだって,NPOってのは非営利団体ですけれど。NGOとか。そういうような非営利団体ですけれど,やっぱり,お金ってのは必要じゃないですか。運営するには。私たちも運営するにはお金が必要なんですよ。

■■  でも,これはほんとにあくまでも

岡田  ですから,

■■  最小限の運営費であって,それ以外は,

岡田  ですから,先ほども・・・

■■  それ以外は,全部わたしたちはボランティアなんですよ。

岡田  申し上げたように,昨年も申請があって,実施されて,それで,岡田こういう,こういう中身でやっているんだよと,そういうさくく話はあったって別に皆さんの負担にもならなかったんじやないでしょうか?

■   それはそうですよ。ですからそれを受け止めて,市長さんが私達にこういう文章を出すっていうことが,この,行政がですね,行政が受け止めてこういう文章出すっていうことがおかしいと申し上げてるわけです。

岡田  おかしいかどうかは

■   おかしいですよ。どう考えても。それは,

岡田  それは公平に正さなければわからない。

■   おかしいです。

■■  公平じゃないですよね。

■   公平ではありません。

■■  我々に対して,うん。

■■  もし,そういう声が,ね,あったわけですよね,あったんならば,もう32回もずっと積み重ねてやってきて,市民が本当に憩いの場,皆さんが楽しみにしている,安中市で一番大きいお祭りじゃないかっていわれるいう人もいるわけですよ。そうした中でやってる行事。それは市もまわりの人もみんな認めてるんですから,そういう,あの,話が市長さんのほう又は役所のほうにあったならば,まず,こういう話が市のほうに出ているんだけれども,

■■  意見交換会ってのは必要だったんね。

■■  そう,でてるんだけど,ぽんと,事実のところはどうなんだい,って。さくいところ話をしてみないかい?こういう話があるんだけど,っていうのが,まず先じゃないかなって。そういう信頼関係があると思って今まで私たちは,32回続けてきたわけですよ。で,そういうことで公園も貸していただいていたし,また市のほうもそういうことで公園を貸してくれてたんだ思っていたんですね。で,先日私が,いつものように公園を借りにいったわけですよ。そしたらちょっと待ってください,と。今日は,貸すことが,話ができていないので貸すことができませんので,保留としますという形で持って帰ったわけなんですよ。そんなことを,全然ね。お互いの理解の上で,助け合いのもとで32回もやってきて,やってきたわけですから,突然,   1:30:21

岡田  ■■さんの言うんはね,一定の理解はできますけど,この文章が皆さんから,

■■  いやいやいや,だから今,

岡田  とればすごい・・・

■■ いや,

■   皆さんからとれば‥・

■■  私は今,この文章から始まったんです,話が。

岡田  だから,

■■  この文章がきたことが,

岡田  この文章が・・・いつだい?

長澤  21日です。


■■  __覚えてるんだ,しっかり

岡田  だから岡田,実はこうなんだよと。

■■  いや,それは,

■   ですから,それを受け止めて

■■  私のほうへ言ってくれるんじゃないですか?同じ地元で近いんですし。

岡田  それは,この文章が行ったんだからいやあ,じゃあ内容説明・・・

■■  内容説明をしてくださいって言ってますよ,うちは。それに対してこちらが返事が遅れたわけですよ。私達はこういう,この手紙を私は見て,これはちょっと変だな,思いましたよ。だから,

■■  すぐ,内容説明をしてくださいって私のほうは話してますよ。

■■  してるよね。

■■  この内容を説明しくれないだけじゃないですか。

■■  そうですね,

■   ___その日に,届いたときに電話をいたしました。この文章についてどういうお考えなのか,聞きたいということで。

■■  部長さん,私は連絡をしておりますよね?

岡田  あの,この文章に対してじゃなくて,

■■  はい。

岡田  今,確認させていただきますよと言ったその内容のほうが・・・

■   ですから,それが先にくるんですよ。普通は。そうですよね。

岡田  行政としては,

■   ですから,これを出す前にこの意見交換が必要なんですよ。

■■  どうしてこういう,何かこう,ね,非常にこう,なんていうんですかね,人をこう,

■   圧力・・・

■■  ばかにするような,圧力をかけるような文章をですね,5月21日に出しておきながら,このことの説明というか,市長がさっき,ほんとに,いつも窓口が開いているんであれば,こういうことじゃなくてどうして意見交換会っていうようなことで,我々にご案内をくださらなかったのか,どうしてこういうような,ね,刃を振りかざすような,こういう表現の文章を出したか,これが公平の人のやることですか?

岡田  いつでも,

■■  はい。

岡田  お会いするから,

■■  はい。

岡田  お越し下さいと・・・

■■  それは,後ですよね。文書が出た後のことです,それは。

■   うん。

■   私たちが言いたいのは,あの,市長さん・・・

■■  どうしてこういう・・・

■   そうです。そういう言葉を・・・

岡田  行政判断です。

■■  だから,だから,

■   ですから,行政判断としてですね,行政っていうのは,こういう交換会っていうのを先にして,それでも直んないんならこういうのを出すんですよ。こういうのを,先に圧力的な事をかけておいて,交換会というのはおかしいですよ。どう考えても。

岡田  それは,皆さんの・・・

■   皆さんの考えではないです。

岡田  じゃ,

■   これは一般的におかしいと思います。おかしいと思いませんか?

■■  (笑)まあ,

岡田  そういうですね,

■   おかしいですよ。どう考えても.

岡田  尋問,尋問をしているんじやないんですよ。

■   尋問しているわけですよ。

○○  若いから。

岡田  将来があるんですからねえ。・・・少なくとも行政は公平公正

■   ですから,

岡田  でなければいけないんですよ。

■   行政は,公平ではないんですよ。

長澤  もうね,もう半ですから。あのー,また・・・

■■  せっかくこうやって皆さん集まってて,それでフリーマーケットが,今市長はいいっていうんですけど,フリーマーケットができないっていう,そういうことになると思うんです。で,私はこの団体の__,責任ある団体としてですね,この事実をですね,あの皆さんに説明します。市長はそれでいいですか?

岡田  はい。結構です。

■■  で,市長が今の段階では判断できないので,場所は賃せないって___?

岡田  貸せないとも貸すとも・・・

■■  だって,だって貸せない・・・

■   貸せないって,今の時点では貸せないってことですから,私達は,

■   許可しないって・・・

岡田  あのー,他の,ボランティアの,そういった活動されている調査が必要だと言っているんです。

■■  私たちは,今,今日ここで判断をしないと間に合わないんですよ。ですから,


岡田  それは皆さんの立場,・・・


■■  立場。都合?

■■  だから行政のトップの資質に欠けると言っているじゃないですか。

岡田  それはどういうご批判を受けても,それはこの場では,取次ぎはできない。

■■  うん,わたしがこの間,土木のほうに行ったときにてすね。はっきり係りの者から・・・

■■  誰が止めたんですか? 土木?

■■  土本に行ったときに,はっきり言われました。

■■  市長が止めたんですか?

岡田  そういうことにはお答えできません。

■■  公園をね,私が借りにいったんですよ。あの時に,はっきり,係の者から言われました。いつも本来ならば未来塾さんが持ってきたこれに名前をね,書いてハンコを押して,切り取って渡すのですが,今回に限っては,上のものから,保留にしなさいっていう指示がきてますので,書け,渡せませんって言ったんですよ。ですから私は,じゃ,そのことの保留はいつわかるのか?って言ったら今係の者がいないのでわからないと言われましたね,と思っていたらそこに課長さんか誰か,課長さんかな,顔見りゃわかりますけども,来て,そこで聞いたら,今,今日の段階では,貸せないのでこれはお預かりするかお持ち帰りくださいと言われたもんだから,わたしは持ち帰りました。はい。貸せません。今日の段階では。その前にいつもでしたら,切り取り線で切ってお渡しするのですが,って。いつもその場でお渡ししてたんです。もらってたもんですから。お渡しするのですが,今回に限りお渡しできません。貸すことができませんと言われました。今,この段階で,今市長さんがあのー,ね,賃していただけないのか,だめなのか,そういうことを,してもらわないと私共とすれば困るわけなんですよ。   1:45:07

岡田  困るんは良くわかります。あのー,先ほど確認させていただいたようなですね,その歴史の違いはあるでしょうけども,そういうこと,ボランティアの,そういうことなのかどうなのかをまず調査する時間をください。

■■  行政の継続性ってのはないんですか?総務部長どうなんですか?

堀越  継続性はありますよ。

■■  はい。

堀越  継続性ね。

■■  はい,えー,私のほうは,

堀越  行政の,ま,行政って__言葉はよくないですけど,あのー,市長は

■■  はい。

堀越  ここにおるわけですから,まあ,あの継続性の中でも,それなりに現体制の判断は仰がなくてはなんないですよね。あのー,ただ,継続,継続って言うだけでは,あのー,そうじゃなきや,ま,逆に継続___決裁いらないよと同じですからね。各部署で任された部分もあるわけですよね・・・

■■  我々がこう続けてきて,まあ市にこう寄付をしてですね,または社会福祉協議会に寄付してきて,こういう時の打ち合わせも,まあそれなりにあって,継続してきた,あのイベント,催しですね。で,我々のその,このイベント自体がよっぽど何かへまをしたというか,ね,あの問題のことをした,そうすると継続してきたものがどこかでピリオドを打たれる,ってこともわかんないんではないんですけども。こうやってですね,続けてきて,あの,ますますこう市民の皆さんに楽しんでいただいている,この一点においては本来この継続性は,矢印の方向は進んでいるわけですよね。そのへんはどうなんでしょうか?

長澤  進んでるっていっても一定の判断は今,現にいる市長に仰がなきゃなんないですよね。繰り返しになりますけども,全て継続だから,継続で,あの,事務担当っていうか事務的に処理すればいいってことばっかりじゃないと思うんですけどね。

■■  はい,そうですね。

長澤  っていうのはこれはまああの,我々は事務屋ですから,あの,判断は聞かれるばっかりじゃないですよね。だから,すべてにあの,判断できる部分とできない部分があるかとは思いますよね。あの,事務屋のほうはね。

■■  まあ,あの,

長澤  いま,公園を貸すとか,貸さないとかいう話を全くしてるわけじゃなくてね。

■■  はいはい。

長澤  我々としては判断ができない部分かあると思うんですけどね。このことじゃなくてね。___

■■  ま,そうですね。市の執行部の皆さんの今までの流れの中では問題は無かったのだけれども,簡単に言えば,岡田市長になったら,そこでストップがかかったという・・・

岡田  あのーそういうあのー,表現も皆さんの,

■■  いいですか?

岡田  判断のうちと理解・・・・

■■  わかりました。

■■  えー,この結論というのは,やっぱり先はども申したように,一週間くらい,それ以上・・・

■   一週間じゃ出ねえっつったん・・・

■■  出ねぇんね‥・

■   だから,開催できないって事ですよ。

岡田  だからこれは,あの,今議会中ですから,その議会が無いときでしたら別ですけれども,議会中ですから。議会優先ですから。

■■  そうですね。

■■  はい,わかりました。

岡田  あのー,そういう繰り返しになりますが,そういう類似団体の調査も必要だと,そういうことです。

■■  はい,私も繰り返しますけれども,その市長がおっしゃるようなですね,一週間,以上ってことになると,開催ができないんですよ。

岡田  だからそれは・・・

■■  はい,私は開催をしたい。

岡田  それは・・・

■■  したいから来た。で,市長と一生懸命話をしてるん,皆さんにもお願いするつもりでいるんです。で,一週間,から向こうにいくと開催ができなくなるんです。

■■  私達は・‥

岡田  それについては我々が申し上げる立場にはございません。

■■  でも,事実はそうなんですけれど,それでも‥・

岡田  私としては聞き置きます。

■■  それでもあれですね。一週間以内とかその2,3日では出ない,ということですね。

岡田  いや,それは,

■■  はい。

岡田  わかりません,

■■  いや,それはずるいですよ。

■■  わからないじや,私なんかは開催しなけりゃならないという責任があるんですよ。市長さんの責任も良くわかります。そういうね,皆さん,市民の皆さんから声が上がっているっていうのはわかるんですが,私たちにもいつ開催するんだ。いつやるんだ。いつから応募が始まるんだ,っていうことが問われてるわけですよ。だから,今日ね,私はある人に月曜日の,今日の夜ならなんらかの形の返事ができるって,何人かに言ってるんですよ。いつんなったら加藤さん,ね,開催を決定するんですか。チラシはいつ入るんですか。予定はいつなんてすか。っていう問い合わせが,個人的にきてて。だからそういう声に対しては,毎回言われるもんだから,ね,月曜日には,月曜日の夜,どうかなあ,ま,遅くなるかなあと思ったので,ま,火曜の朝には間違いなく何らかの形の返事はできると思います。っていっているわけですから。やっぱり,私なんかは今日そのくらいもう切羽詰っているとこまできているので,市長さんにしても皆さんにしてみれば,やっぱり__貸せるのか,___あの,公園が使えるのか使えないのかというところをやっぱり今日聞かないと,私は帰れないんですよね。

岡田  それは痛いほど良くわかります。

■■  ご理解,ご理解願いたいんですけれど。

岡田  こちらの立場もね、あのー,市民の皆さんに誤解のないように説明する為にはある一定の調査は必要なんですよ。      1:51:12

■■  ある一定の期間かかる・・・

■■  かかるということですね。

岡田  じゃ,

■■  いいですか,市長。例えば,そうなると調査するって言うのは一週間とかじゃないですね。もっとかかっちゃうって事ですね。

岡田  いやいや,それはわからない。

■   ですからそれが,行政・・・

■■  ____そんな・・なにもわかんない,わかんないって。トップがいうんですから。たとえば一週間以上かかるとかっていうんから,かかるっていっていただければ,それでいいですよ。

■■  議会はいつでしたっけ。終わるのは。議会はいつ終わる・・

長澤  21日です。

■■  じゃ議会中は駄目だってことで,21日以降という・・

岡田  いやいやいや・・・そういうことは言っておりません。

■■  ああ,言ってなくても。だから議会だからって‥・

岡田  議会優先でその合間を縫ってですね,然るべきそういう類似団体の,そういった,皆さんにご説明いただいた,ことと同じなんかどうなのかという・・・こういうことなんですよ。・・・まあ冷静に一つ。

■■  いや,ま,もちろんね,冷静なんですけども。

■   冷静に__ですけれど,そちらがはっきりしない限りはこちらも責任がありますので,冷静,冷静って言ってますけれど,もう限度があるわけですよ。  1:52:19

岡田  だって今来てここでったって,ごちらの事情だって・・・類似団体をある__調査させてくださいよってこう言ってるわけだから。

■■  はい,じゃあ,そういうことで。ま,言い置いていきます。あの,となると私共としては先ほど,まあ繰り返しになりますけれど,開催ができませんと。できない。で,開催ができなくなることに関しては,あまりその誇張しない,冷静にですね,あの,私だちとしての立場で,説明責任を果たして行きたいと思っております。

岡田  それは,

■■  市長は,市長の立場で,あの,

岡田  口を挟むつもりはございません。

■■  ま,市長は市長でまた説明責任を果たしてください。はい。

■■  私なんかは,

■■  御健闘を私としては折っております。ね,うん。ま,そういうことで,ま,あの良い話し合いになったと思いますが。

長澤  はい。

■■  どうもありがとうございました。

長澤  はい,いいですかね。

■■  はい。

岡田  どうもご苦労様でした。

長澤  そうすりゃあ,あのー,以上でですね,ほんとに長時間ありがとうございました。


○○  あのー・・・

長澤  ___またなにかテーマが___

■■  でも,___公平にしてほしいですね。市長は公平じゃない。あの,___今度やるときには,あの意見交換という形でですね,あのお話をいただいてですね,まず何かこう脅迫文のようなものを送って,ね,それからの意見交換じゃないのが私としては良いです。ぜひ,我々も市民でございますので,公平に見て,公平に扱っていただきたい,そう思います。市長お願いします。あなたには偏見があった。

岡田  まあ,どう言おうと聞き置きます。

■■  はい。

長澤  はい,そうすれば,以上をもちまして,あのー,意見交換会で______。ありがとうございました。

○○  ありがとうございました。

■■  はい,どうも。貴重な時間をすいませんでした。

岡田  ご苦労様でした。

■■  まあ,頑張りましょう。

岡田  気軽に一つ‥・

■■  いや。

岡田  ざっくばらんに・・・

■■  あのー,あれですね。民間団体に対する挑戦ですから。あなたのやったことは,ね。はい。

岡田  ま,どうとろうと,

■■  はい,だから,

岡田  公表していただいて・・・

■■  し,市民に対しても挑戦ですから。あなたのやったことはね。

岡田  あのー,____

■■  はい。公表します。で,あなたが公平だと言っているのは不公平な話ですからね。

岡田  だからそれは・・・

■■  よく認識してください。

■   第三者が見ればわかると思います。

■■  市長としての資質があなた,問われますから,これから。はい。

岡田  それは市民の皆さんが・・・

■■  はい,あの。私はよくそれを見ていたいと思います。はい。どうも。

■■  はい,遅くまですいませんでした。            1:55:43

**********

 2時間近くにわたる意見交換会が終わりました。最初から、許可を出すつもりのない岡田市長の意図がひしひしと伝わってくるようです。その周りを取り囲む市の幹部も岡田市長の顔色をうかがってばかりいます。完全にイエスマンで周囲を固めた岡田市政の実態が、市民団体とのやりとりを通じて、手に取るように感じられます。タゴ51億円事件を発生させた安中市政ならではの特色です。

【ひらく会情報部・この項「その7」につづく】

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