「受動喫煙で心理的苦痛リスクが増加 (英ロンドン大研究班)」
南日本新聞 2010年7月16日 朝刊
たばこの煙にさらされている非喫煙者は、さらされていない非喫煙者に比べて、うつ
状態や不安感、睡眠障害といった心理的苦痛を患うリスクが1.5倍高まるとの調査結
果を、英ロンドン大の研究チームが米専門誌に発表した。
約5,600人の非喫煙者について、副流煙を吸った際に体内にできるニコチン派生物質
を調べ、受動喫煙の有無と精神状態との関係を分析。受動喫煙で精神科に入院するリ
スクが2.8倍になることが分かった。
喫煙者は、受動喫煙のない非喫煙者に比べて同リスクが3.7倍だった。
チームは「ニコチンにさらされると精神衛生上良くないという知見が増えている」と
指摘した。
タバコが悪い
ノムあなたではない
タバコを止めよう