日々

穏やかな日々を

背広の男たち

2011年04月17日 23時42分47秒 | 

背広の男たちが5人
道路を歩く

みな
黒い服を着ている

夕日が彼らの前を照らすと
黒々とした影になって
精悍な群れとなる

夕日が彼らの後ろを照らせば
疲れた一日の作業後
心もち背の丸さが感じられて


とも思え

時代劇の時代が今甦ったような感覚になる

子たちの姿は街になく
玄関のパンジー
色とりどり

引き締まった筋肉か
メタボのお腹か
夕日は知っているのか

黒い影は
交差点の横で止まり
鞄の重さが肩まで
手を持ち替える

日本の男たちの
ビジネス帰りの
黒い背広は
いつも私に侍を呼び起こす

笑っていてほしい
前から見る彼たちを想像して

交差点のシグナルは青になって
私の車は彼たちを追い越す


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民皆保険制度50 周年を迎えて (1)

2011年04月17日 23時19分27秒 | 仕事
国民皆保険制度50 周年を迎えて
The Health Care System of Japan ― The 50th Anniversary ―
独立行政法人国立病院機構 理事長  矢 義雄

■ はじめに
 今年は,わが国で国民皆保険制度が実施されてか
ら50 周年を迎える。すべての国民に給付の平等と
医療へのフリーアクセスを可能にした素晴らしい社
会保障制度で,世界大戦後の敗戦国でありながら,
世界で4 番目に達成されたことは特記すべきことで
あった。
■ 国民健康保険制度の成り立ち
 そもそもの健康保険のしくみは,中世のドイツに
おけるマイスターを中心とした職能集団(ギルド)
の互助組織より始まるとされている。そして1883
年に,時の宰相ビスマルクがこの組織を中核として
全国展開し,疾病保険法を制定した。1911 年には,
イギリスが,労働環境が著しく劣悪化した状況を鑑
みて,労働者への処遇改善と産業のさらなる振興と
いう国策に沿って,医療に公的支援を行う国民保険
法が制定された。
 わが国も,遅れること10 年余の1922 年(大正11
年)に同様な目的で健康保険法が制定され, 2 年後
に実施されて,公的な医療支援が開始された。当初
の加入率は3 %にすぎなかったが,1938 年(昭和13
年)に国民総動員法の一環として改正された国民健
康保険法が制定され,当時国民の大半を占めていた
農業従事者も加入できるようになり,1943 年には加
入率が70 %を超えるようになった。しかし,1948
年には戦後の混乱期もあって加入率が60 %を切る
ようになり,国民の間で健康不安が広がった。そこ
で,政府はイギリスにおいて戦後の社会復興を目指
した政策提言の「ベバリッジ報告」の強い影響を受
け,1950 年の社会保障審議会による「50 年勧告」
に従って,国民皆保険制度の確立を政策として取り
入れた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諸行無常の様なのか

2011年04月17日 16時21分53秒 | 
今日は久しぶりに風なく
庭の整理
今年はいつになくドウダンツツジが花盛り
ハナノキの花も花盛り

ニュースは東日本の対策のお話
日本全土の困難な事柄のお話

普通の人間なら
原子力の力で電力を作る施設が世界にどれほどあるのか知らないし
それが、たとえば一斉に爆発したら
きっと、地球は全滅するかもと思い
だれが初めに作ったのかと考えたり
こんなにリスクの高い物を
絶対大丈夫といい
でも、そうでなかったことが分かって
これからどうなるのだろうかと
子孫にこれまたものすごく恐ろしいもんを
たかが、建物を照らすのに
木々を照らすのに
そんなにもリスクの高いものを
存続する世界なのだろうかと

そんな話をしながら
友と大阪まで・・・・・・・・

叡智ある世界のリーダーたちは
どう将来を決めるのか

一般衆生は牛との別れに涙を流し
もう住めなくなるかもしれない故郷を離れるに涙を流し
ペット達との別れを惜しんで
今までの人生を全てあきらめる。

そんな悲しい出来事を
世界のリーダー達は
無視して
電力の原子利用を
存続させるのか

なにか
ニュースは根本的な事を
避けているような気がする
それとも
WHOのような保健機構は
なんらかの声明をだそうとしているのだろうか

今日の空は晴れて
穏かな春日より

タンポポの日本種は消えたけど
西洋タンポポを飾って
今日は孫の誕生日

なにもかも
この世の業か
この世の定めか

諸行無常の様なのか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン