【人間万事塞翁が馬の解説】
【注釈】 昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。
単に「塞翁が馬」ともいう。
人間は「じんかん」とも読み、「人類」ではなく「世間」を意味する。
私は、暴力の父のもと、涙に明け暮れた、子ども時代で、
結婚してから、青島幸男の「人間万事塞翁が丙午」に出会い
ひのえうま(丙午)年生まれの母の強さを一人納得した。
それから私も「馬」が好きになった。
そして、母のように強くなろうと思った。
今調べたら丙午年は大正13年で
母は大正5年で、丙午ではないことがわかった。
母の事が丙午女と言われていたのは
父が強い母を毒して、そう呼んでいたのかもしれないと。
私も、このことわざでの本で
七転び八起きも思いながら
転んでも、ただでは起きないぞと
頑張ったかもしれない。
そんな私の今日の出で立ち
【注釈】 昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げ、人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。
単に「塞翁が馬」ともいう。
人間は「じんかん」とも読み、「人類」ではなく「世間」を意味する。
私は、暴力の父のもと、涙に明け暮れた、子ども時代で、
結婚してから、青島幸男の「人間万事塞翁が丙午」に出会い
ひのえうま(丙午)年生まれの母の強さを一人納得した。
それから私も「馬」が好きになった。
そして、母のように強くなろうと思った。
今調べたら丙午年は大正13年で
母は大正5年で、丙午ではないことがわかった。
母の事が丙午女と言われていたのは
父が強い母を毒して、そう呼んでいたのかもしれないと。
私も、このことわざでの本で
七転び八起きも思いながら
転んでも、ただでは起きないぞと
頑張ったかもしれない。
そんな私の今日の出で立ち