日々

穏やかな日々を

イチロー選手の会見

2019年03月22日 23時28分01秒 | 運動スポーツ
「ついにこの日が来たか……」と涙ぐみながら会見を見た人は多かったのではないでしょうか。メジャーリーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、東京ドームでの試合後に会見を開き、引退を発表しました。

各メディアでは、「イチロー節が炸裂」などと報じられていますが、約85分間にわたって発した言葉には、超一流のプロフェッショナルであるとともに、グローバルなビジネスパーソンである理由が詰まっていました。

ここでは、ビジネスパーソンのみなさんが学びを得られるであろうフレーズをピックアップし、イチロー選手の放つ言葉の魅力を掘り下げていきます。

「人より頑張ってきたとは言えない」の真意

「いちばん印象に残っているシーンは?」と聞かれたイチロー選手は、「この後、時間がたったら、今日(の試合)がいちばん、真っ先に浮かぶことは間違いないと思います。それを除くとすれば、『今までいろいろな記録に立ち向かってきましたが、そういうものは自分にとってたいしたことではない』というか、それを目指してやってきましたが、『いずれ後輩たちが抜いていくので、それほど大きな意味はない』というか、今日の瞬間を体験すると、すごく小さく見えてしまいます」とコメントしました。

さらに、「引退の決断に後悔や思い残しはない?」と聞かれたイチロー選手は、「今日の球場での出来事……あんなものを見せられたら後悔などあろうはずがありません。もちろん、もっとできたことはあると思いますし、結果を残すために、自分なりに重ねてきたことはありますが、『人よりも頑張ってきた』とはとても言えないし、そんなことはまったくないですけど、『自分なりに頑張ってきた』ということはハッキリ言えるので、『重ねることでしか、後悔を生まないということはできないのではないか』と思います」とコメントしました。

「いずれ後輩が抜く記録はたいしたことではない」「人より頑張ってきたとは言えない」。どちらのコメントも、「イチロー選手がいかに他人と比べず、自分の仕事に集中していたか」を物語っています。

ビジネスパーソンも長年にわたって実績を残すためには、スキルや結果などを同僚や競合他社と比べられるより、自分の仕事に集中させるほうがいいのかもしれません。プロ野球選手は、週間、月間、年間、契約期間平均など、ビジネスパーソン以上に実績をシビアに査定される職業だけに、その言葉の説得力は十分すぎるほどあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチロー選手

2019年03月22日 22時44分12秒 | 運動スポーツ
イチロー選手さん
引退されましたね!

愛してました。
息子のように。
二男と同じ年生まれだから

これからも頑張ってね💕





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチロー、屈辱的な三振こそ堂々 貫いた生き様をたどる

2019年03月22日 21時50分03秒 | 行政
イチロー、屈辱的な三振こそ堂々 貫いた生き様をたどる
有料記事 イチロー引退
村上尚史 2019年3月21日21時36分

大リーグの開幕第2戦、アスレチックス―マリナーズ戦の六回裏、右翼の守備位置でスタンドの声援に応えるイチロー=2019年3月21日午後、東京ドーム、松本俊撮影

 天才打者と呼ばれた男が、そのプロとしての生き様を見せてくれたのは、三振に倒れたときだ。
 むなしくバットが空を切る、屈辱的なアウトに終わっても、イチローの表情は変わらない。むしろ、背筋を伸ばし、胸を張り、悠然とベンチへ戻っていく。そこから伝わってくるのは、一つ。自信だ。
 自分に負けず、やれるだけの準備をしてきた自負がある。だから、一瞬の結果で、心にさざ波が立つことはない。6年前、日米通算4千安打を達成したとき、イチローは語っていた。「4千の安打を打つには、8千回以上は悔しい思いをしてきた。それと常に向き合ってきた。誇れるとしたら、そこじゃないかな」
 大リーグで年間200安打以上を放った全盛期でも、失敗を恐れず、前に進もうとしていた。米国でイチローを長く撮影していた、あるカメラマンが教えてくれたことがある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン