子どもの数、38年連続減 過去最低1533万人 少子化深刻、総務省まとめ
2019年5月7日 (火)配信共同通信社
「こどもの日」を前に総務省が4日まとめた4月1日時点の人口推計によると、日本の14歳以下の子ども(外国人を含む)は、前年より18万人少ない1533万人と38年連続で減少した。総人口に占める割合は12・1%で45年連続の低下。いずれも比較可能な1950年以降、過去最低を更新した。少子化に歯止めがかからない深刻な状況が浮かび上がった。
内訳は男子が785万人、女子が748万人。3歳ごとの年齢層に分けると12~14歳が322万人で最も多く、年齢層が下がるほど減少。0~2歳が286万人だった。
都道府県別に千人単位で推計した2018年10月1日時点の人数を前年と比較すると、増えたのは東京だけだった。沖縄は横ばい、他の45道府県は全て減った。人口に占める子どもの割合が最も高かったのは沖縄の17・0%で、滋賀の14・0%、佐賀の13・6%が続いた。最も少ない秋田は10・0%で、次いで青森10・8%、北海道10・9%の順となった。
国連人口統計年鑑に人口4千万人以上として掲載されている32カ国で比べると、推計時点に違いはあるが、日本の子どもの割合は韓国の12・9%を下回り最低だった。
子どもの数は1954年の2989万人をピークに減少。第2次ベビーブーム(71~74年)ごろにいったん持ち直したが、82年からは減り続けている。
2019年5月7日 (火)配信共同通信社
「こどもの日」を前に総務省が4日まとめた4月1日時点の人口推計によると、日本の14歳以下の子ども(外国人を含む)は、前年より18万人少ない1533万人と38年連続で減少した。総人口に占める割合は12・1%で45年連続の低下。いずれも比較可能な1950年以降、過去最低を更新した。少子化に歯止めがかからない深刻な状況が浮かび上がった。
内訳は男子が785万人、女子が748万人。3歳ごとの年齢層に分けると12~14歳が322万人で最も多く、年齢層が下がるほど減少。0~2歳が286万人だった。
都道府県別に千人単位で推計した2018年10月1日時点の人数を前年と比較すると、増えたのは東京だけだった。沖縄は横ばい、他の45道府県は全て減った。人口に占める子どもの割合が最も高かったのは沖縄の17・0%で、滋賀の14・0%、佐賀の13・6%が続いた。最も少ない秋田は10・0%で、次いで青森10・8%、北海道10・9%の順となった。
国連人口統計年鑑に人口4千万人以上として掲載されている32カ国で比べると、推計時点に違いはあるが、日本の子どもの割合は韓国の12・9%を下回り最低だった。
子どもの数は1954年の2989万人をピークに減少。第2次ベビーブーム(71~74年)ごろにいったん持ち直したが、82年からは減り続けている。