「足のふらつき影響ない」 元院長、新車購入を検討 東京・池袋の暴走事故
2019年5月24日 (金)配信共同通信社
東京・池袋で車が暴走し母子2人が死亡した事故で、車を運転していた元通産省工業技術院の飯塚幸三(いいづか・こうぞう)元院長(87)が警視庁の任意の事情聴取に「つえを使って歩いていたが、座れば足がふらつくことはなく、運転に影響はなかった」との趣旨の話をしていたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、飯塚元院長は足を悪くして通院していたが、運転免許を返納する考えはなく、事故を起こした4月中に新車の購入を検討していたという。
任意聴取では「ブレーキをかけたが利かなかった。アクセルが戻らなかった」とも説明。事故を起こしたことは認めたが、運転操作ミスを否定している。
しかし、車の機能検査で異常はなく、警視庁はアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみて自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑での立件を視野に捜査を進めている。
事故は4月19日に発生。飯塚元院長の乗用車が赤信号の交差点に進入するなど暴走して通行人を次々とはね、松永真菜(まつなが・まな)さん(31)と長女莉子(りこ)ちゃん(3)が死亡、8人が重軽傷を負った。元院長と同乗の妻も負傷した。
飯塚元院長は今月18日に退院。同日の任意聴取を終えて警視庁目白署を出る際は、両手につえを持ち、足取りはおぼつかなかった。
2019年5月24日 (金)配信共同通信社
東京・池袋で車が暴走し母子2人が死亡した事故で、車を運転していた元通産省工業技術院の飯塚幸三(いいづか・こうぞう)元院長(87)が警視庁の任意の事情聴取に「つえを使って歩いていたが、座れば足がふらつくことはなく、運転に影響はなかった」との趣旨の話をしていたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、飯塚元院長は足を悪くして通院していたが、運転免許を返納する考えはなく、事故を起こした4月中に新車の購入を検討していたという。
任意聴取では「ブレーキをかけたが利かなかった。アクセルが戻らなかった」とも説明。事故を起こしたことは認めたが、運転操作ミスを否定している。
しかし、車の機能検査で異常はなく、警視庁はアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみて自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑での立件を視野に捜査を進めている。
事故は4月19日に発生。飯塚元院長の乗用車が赤信号の交差点に進入するなど暴走して通行人を次々とはね、松永真菜(まつなが・まな)さん(31)と長女莉子(りこ)ちゃん(3)が死亡、8人が重軽傷を負った。元院長と同乗の妻も負傷した。
飯塚元院長は今月18日に退院。同日の任意聴取を終えて警視庁目白署を出る際は、両手につえを持ち、足取りはおぼつかなかった。