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この万象。
買ったのは3年前で、買った時は2号の鉢に植えられた小さな苗であった。
それが今では7本立ちに。
かなり窮屈な状態になったので、今日は鉢増しをすることに。
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鉢から抜いたところだが、よく根を張っているので、根鉢が崩れることはありません。
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常に鉢の中が湿っているように管理をしているので、根は十分に水を吸っていて、半透明な部分もある。
が・・・・。
この状態でも根腐れを起こすことはないのです。
そう、根腐れの原因は「水のやりすぎ」ではないので、万一根腐れが起きたときは、水以外の原因を探すことです。
根腐れの原因の多くは「土」にあると思ってもよいかも。
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3号の鉢から4.5号に。
これで2,3年は何とかなる?。
ついでなので。
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こちらは「レツーサ系」のハオルシア。
こちらも太い根が多い。
2年前に鉢増しをしているが、その時下の方まで土が入っていなかったようで、下の方には隙間が。
ちなみに、この太い根。
健全に育ったとしても、3年もすると腐ってしまいます。
これを「根腐れだ!」と勘違いしないことです。
3年くらいでこの太い根が枯れるのは、この系統のハオルシアの「生理現象」であって、根腐れではないのです。
また、乾燥気味に栽培すると、このような太い根はあまり出ません。
当然のことだが、根の張りも悪く、成長もの良くありません。
ハオルシアの多くは比較的水を欲しがるので、あまり乾かさないほうが良いのです。
この太い根を使って「根挿し」もできるが、古い根はほとんど芽を出しません。
2年目くらいの元気の良い根だと成功率も高いが、そのような根は少なく、無理にとると親株の生育に影響が出ます。
なので、根挿しはやらないほうがいいと思うが・・・・。
「葉挿し」もできるが、成功率はかなり低いようで、これもあまりお勧めできません。