温泉クンの旅日記

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円覚寺の桜(2)

2019-06-05 | 鎌倉点描
舎利殿手前にある「妙香池(みょうこうち)」は建武二年(1335年)頃の境内絵図にすでに見られる、創建当初からの放生池である。「虎頭岩」と呼ばれる岸の露出岩盤を景観の中心として復元したそうだ。放生池(ほうじょうち)とは捕えた魚や参拝者が持ちこむ育ち過ぎた亀などを放してやるための池のことである。ここもそうだが鎌倉の寺院はたいていゆるやかな坂で登りになっていく。円覚寺の伽藍は、鎌倉独特の谷戸と呼ばれる丘陵地が浸食されてできた谷に沿って建てられているからだ . . . 本文を読む
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