温泉クンの旅日記

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青い鳥の驛

2012-12-09 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <青い鳥の驛>

「青い鳥」の脚本を読み、ドラマのDVDをすべて観て、ロケ地に行ってみたいと思った。
 その気持ちの盛り上がりを待って、訪ねたのである。

 ドラマが放映されたのは、今から十五年前の平成九年(1997年10月―12月)だ。
 ダイアナ皇太子妃がフランスのトンネルで事故死、東京湾アクアラインが開通、北海道拓殖銀行が破綻、証券会社でも山一證券、三洋証券が破綻した。大晦日にはNHKの紅白で「Forever Love」を歌ってX Japanが解散。もののけ姫が公開され、「失楽園」や「たまごっち」が流行った・・・そんな年である。

 わたしのいつもの長ったらしい駄文の講釈はやめる。だから「青い鳥」をリアルタイムに観た方達は画像を見て、そのころのことをあれこれと懐かしく思いだしてほしい。

 長野県の人口一万五千人程度の町。
 主人公の柴田理森(しばたよしもり=豊川悦史)の職場であるJR東日本、中央本線、清澄(きよすみ)駅。



 理森はここから町村かほりとその娘詩織とともに北へ逃避行を始めるのだ。

 実際の駅名は信濃境(しなのさかい)駅である。



 理森が駅員室から鳥籠を持ってきて、屋根の軒下にぶら下げる。



 アンティック調の古い鉄製の鳥籠。白い手のり文鳥が一羽、さえずっている。

 朝夕ラッシュ時だけは一時間に二本ある寂しい時刻表。



 後方、東京方面には、上り列車から降りた客が渡ってくる跨線橋がある。



 入線してくる下り普通列車。





 理森がホームに備え付けのマイクで、「松本行き普通列車です、乗客の方はお急ぎください」とアナウンス。



 そそりたつ山を背景にした坂道を、娘の町村詩織を迎えに町村かほりが運転する赤い外車が上ってくる。



 清澄駅に出前をしたりした、理森に思いを寄せる幼馴染秋本美紀子が働く肉皿の旨い秋本食堂のあった商店街。



 実際は隣駅の富士見にある商店街だ。

 その秋本食堂は、いまはもうない。肉皿、食べてみたかったな。


  →「驛(3)」の記事はこちら
  →「読んだ本 2012年10月」の記事はこちら


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