「東北一高所にある天然温泉」と書かれた藤七温泉。
標高1400メートルにある。
八幡平アスピーテラインはガスの中。
頂上あたりでは視界がほとんど無かった。
どうにかここまで下りて来た。
玄関で入浴料600円を支払い左手の男女別のお風呂へ向かう。
何年ぶりかの藤七温泉である。
1つしか無かった女性露天が2つに増えていた。
上の段が熱く下がぬるい湯だ。
観光バスで来た関東の団体さんでにぎわっていた。
やっと一団が帰ったが人が絶えない。
ここも人気の温泉だ。
白濁のお湯は硫黄の匂いがする。
加水の量が多いのか湯のインパクトに欠ける。
先ほどまでわずかに見えていた岩手山の稜線はガスの中。
眺望がないとつまらない露天風呂だ。
露天風呂から見える道路にずーっと止まっている車が1台。
のぞき男かもしれないとみんなが騒いでいた。
数年前に出来たという足下湧出の露天風呂に入りたかったが次回のお楽しみという事で帰宅。
そちらに入った夫達は良いお風呂だったと喜んでいた。
今度は泊まりで行こうと思う。
単純硫黄泉
90℃ pH2.8
何年計画かで建物の補修やら改善するって廊下に書いてありましたけれど・・・
間もなく藤七の季節も終わりですね。
温泉に入りたい一心でスタスタ早歩きしたので全く気にも留めませんでした。
あっという間に冬季閉鎖の時が来ますね。
ここだけは別世界で涼しくて気持ちよかったです
今だと寒くなかったですか?
でもこの寒さが温泉にはピッタリです。
藤七温泉は八幡平を歩いた時によく泊ります(ほとんど定宿みたいになってしまいました)。別浴の露天から拝む日の出は格別ですね。
混浴露天に入りながら眺める星空もすてきです。何だか自分が自然と一体になったような感じがして・・・
海っぱたに住んでいると、たまに川魚や山の幸が恋しくなります。藤七の料理で嬉しいのは、夕食に岩魚の塩焼きがついてること。山菜やキノコの天麩羅もおいしいですね。もちろん岩魚の骨酒を頼むことも忘れません。
今年のゴールデンウィークに泊って気づいたんですが、夕食も朝食もバイキング式になってましたね。でも岩魚の塩焼きも山菜の天麩羅も健在です。
夕食の時にフロントの方の御挨拶を聞けなくなったのはちょっと残念だけど、料金を抑えて仕事の手間を省くためには仕方ないのかもしれませんね。でも川魚や季節の山の幸を出すというスタンスはそのままであって欲しいと思います。
岩魚の骨酒といえば、八甲田の谷地温泉と猿倉温泉、栗駒の須川高原温泉でもありつけました。まだ泊ったことはないのですが、乳頭の孫六温泉でもだしてくれるようです。
藤七温泉はこの秋からリニューアルするという話を聞きました。
と、なるとしばらく入れませんね。
この素朴なお風呂はそのままにして欲しいと思います。
秘湯の宿もどんどん変わりますね。
良いふうに変わるのならいいのですが・・・
岩魚の骨酒は肘折でいただきました。
初めて飲むものでしたがイマイチという感想を持ちました。