
じゃっぽの湯にがっかりした後、青根の老舗である湯元不忘閣へ向かう。
ここは伊達家御用達の御殿湯として知られる格式ある宿だ。
「日本秘湯を守る会」の宿でもある。

古い建物はきれいに磨かれ手入れされていた。。
毎日の掃除が大変だなぁと、つい主婦の気持ちが出てしまう。

左手にどんどん進むと「御殿湯」があった。
こじんまりとした脱衣室は清潔に保たれている。
曇りガラスの戸を開けると大きな木の浴槽が目に入る。
ほんのり明るい浴室に外の光が差し込んでいい雰囲気をかもしだしていた。

無色透明のお湯が掛け流しされている。
左側の湯口から熱い源泉、右側はぬるいお湯が出ていた。
とってもきれいに透きとおったお湯は熱めのいい温度である。
深めの浴槽は大きく15,6人が入れそうである。
木のぬくもりを感じるお風呂だ。
木のお風呂はこんなにも落ち着くものなのかと改めて思う。
洗い場はカランが2つとシャワーが1つ。
木製の桶といす。
全てに趣を感じる清潔なお風呂であった。

こちらの正方形のお風呂が女性風呂だった。
実は、またもや男性風呂に入っていたのであった。
このお風呂は時間で男女入れ替わるので宿泊すれば両方楽しめる。
どちらも木の良さを十分に感じられる良いお風呂である。

お風呂の窓の外に大きなコンクリートのタンクらしき物があり、「大湯源泉 不忘閣」と書かれた立て札があった。
これが青根温泉に配られるお湯なのかと思って見た。

満足した「御殿湯」を上がり、廊下から「大湯」の戸を開けてのぞいてみた。
ついこの間まで共同湯として親しまれたお風呂である。
新共同浴場を作るために閉鎖されてしまった大好きな「大湯」
そこに見たのはお湯が抜かれてからっぽになった浴槽である。
何だか涙が出そうだった。
見るも無惨な姿だった。
このお風呂は400年の歴史がある。
まことにもったいない・・・・
上屋だけ立て替えてこのお風呂を復活して欲しいものだ。
単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉
53.6℃ pH7.5
お風呂がとっても良かったです。
こんなに雰囲気の良いお風呂だったとは・・・。
大湯の前でどうしようか迷って、結局パスしてしまいました。
残念~~
もし、あなた様がよろしければ・・・
当サイト「BlogStation69」にてあなた様のブログをご紹介させていただけないでしょうか?
info@blog-station69.com
こちらにおいでの節はぜひ入ってみてください。
不忘閣は未湯なのですが、なかなか雰囲気良さそうな所ですね。
次回の宿題にさせていただきます。
(青根は未湯が結構多かったりします…)
からっぽの大湯はなんだか泣けてくる光景ですね…。
せっかく歴史ある建物なので是非とも復活して欲しい所です。
(出来る事なら名号館も…!)
これからもちょくちょくお邪魔させていただく事になりそうです。
どうぞ宜しくお願い致します。
何でも古いからって壊すのは賛成できませんね。
歴史あるものは大切にして欲しいものです。
時々、のぞいてくださいね。
こちらこそよろしくお願いします。