![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/34/cebb9a39fcc56fdbf0b952a9a103b91d.jpg)
蔵王温泉高湯通り上の方に建つ旅館山形屋。
目の前には「上湯共同浴場」がある。
歴史ある旅館と見た。
独自源泉を持つというのでやって来た。
宿のHPを見ると「コロイド硫黄源泉」との文字があるが何だろう。
帰りに聞こうと思っていたのにすっかり忘れて帰ってしまった。
玄関で声を掛けるとおじいちゃんが現れお風呂へと案内してくれる。
先ず、階段を上がり廊下を進み再び階段を下り、廊下を歩いてやっと浴室につく。
こんな所まで案内していただいた80代と見られるおじいちゃんに申し訳ない。
薄暗い廊下に並ぶ男女別の内湯。
女湯は少しぬるく男湯は熱いとの事。
どちらに入ってもいいとおっしゃる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/71/ddcde99eaaf11174764110be09691aab.jpg)
私は女湯へ。
お湯は想像以上にぬるく38,9度。
こりゃ、だめだと男湯へ移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/65/9686b2b86ab72999737f9d115e708fce.jpg)
棚にカゴが並ぶ脱衣室はけっこう広い。
浴槽のキャパに比べカゴが多い。
壁には短歌を書いた短冊が3枚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e8/4ef92d599b29b3d55d77f776edee1f6c.jpg)
お風呂への入り口にはしめ縄が飾られている。
きっとお湯を大切にしてらっしゃるのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3a/c3512affd904728c1097a1bf0bfd4ce4.jpg)
男風呂は女風呂よりやや広い。
板張りの洗い場には静かにお湯が流れている。
なかなかレトロな雰囲気のお風呂だ。
お湯は灰色ぽい青みがかった白濁。
43、4度と思われる熱さ。
少しヌルッとする温泉だ。
蔵王のお湯らしく酸っぱい。
硫黄の匂いとはまた別の香りもする。
それが何の匂いかはわからない酸っぱいようなアブラ臭。
他の蔵王のお湯とは何か少し違うような気がする。
もちろん加水・加温なしの源泉掛け流し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/4c/87d5931e5e338e9f13d7021cb6facdf6.jpg)
カラン・シャワーがある洗い場は2カ所。
シャンプー、石けん類完備。
床が滑りやすいので注意、夫がオットットだった。
髪を洗う人のためにシャンプールームが別にあるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/22/007cf3a33ec8630235daa16343ed1c6f.jpg)
お風呂を出た所にはベンチがある休憩スペース。
温泉の成分表はここにあった。
いったい何人の人が働いているのだろう???と思うくらい、
廊下で3,4人の従業員らしき男の人ばかりに出会う。
みなさん、全員に声をかけていただいた。
帰る時玄関にはおじいちゃんでなく別の男性。
丁寧にお見送りしていただいた。
山形屋さんの源泉は道路挟んだすぐそば、上湯共同浴場の横にある。
山形屋源泉
酸性・含鉄・硫黄・アルミニウム・硝酸塩・塩化物温泉(含硫化水素強酸性明ばん緑ばん泉)
49.5℃ pH1.4
ま、まさか、堺屋旅館にも行っちゃってたりして^^
お隣の境屋さんは大きな宿のようだったので行きませんでした。
硫黄の臭いとは別な臭いがコロイドなのかな
その硫黄の超微粒子が、次第に成長してコロイドに成ります。
この時点でも、目には見えませんけどね。
で、そのコロイドが太陽光に反射して(レイリー散乱)、硫黄泉が白く見えます。
物知りのように見えますが、全部、本からの受け売りです~
空気に触れたり太陽光に反射したりして、ウーン難しいです。