フェリーの困ったちゃんとスタッフさん

国内旅行でも船の旅は別格。
なんとなく優雅な気分にひたれる。

そんな気分を台無しにする人をわずかに見かけた。
昨年はわけのわからぬ無理難題を女性スタッフに怒鳴っている男を見て不愉快になった。

今回は６階のパブリックスペースのテーブルに陣取ったおじさん４人。
レジ袋に持ち込んだお寿司やお惣菜、おつまみを広げて酒盛り。
テーブルの下はゴミがちらばり、辺りかまわず大声で会話。

ショーを見ている時に入ってきたおばさんは船室においてあるナイトウエア。
団体さんの一人のようだが誰かお仲間が注意してやればいいのに・・・

そして私が何度も通る廊下の手すりに干してある洗濯物。
すぐ近くに「手すりにタオルなどかけないでください」と書いてあるのに。


この部屋の親子はドアを開けっ放し。
部屋の中が丸見えなのに平気。

こんな困ったちゃんとは反対にフェリーのスタッフさんは誰もが感じが良い。
インフォメーション、売店、レストランのスタッフさん。
まるでホテルの人のようだ。

部屋に響く大きな音に困ってインフォメーションを訪ねた時。
その時の女性スタッフさんのすばらしい対応。
すぐに別の部屋に代えてくれたが、
部屋の準備ができたと知らせに来てくれた時、チビちゃん達に
「もう音はしないから大丈夫だからね～　何かあったらすぐにとんでくるからね」
とやさしく接してくれた。

インフォメーションの前を通る時
「アッ、昨日のやさしいお姉さんだ！」とチビちゃん。
下船の時もそのお姉さんを見つけて手を振っていた。
お姉さんも手を振ってくれて孫も嬉しそうだった。

ホテル並みの接客の良さに満足。
機会があったらまたこの船に乗ろうと思う。