熊・トド・鹿

北海道は羅臼にトド料理の店がある。
その店は「たかさご」、道の駅の２階にあった。

トドは海馬と書き、年間１１６頭の捕獲が認められている貴重な肉だ。
恐い物見たさと興味津々の好奇心の虫が騒ぐ。

トドの他にひ熊・エゾ鹿の陶板焼きもある。
色々と食べてみたいたいのでエゾ鹿陶板焼き定食（２５００円）。
トドの陶板焼き（１８００円）、熊の陶板焼き（１８００円）を単品で頼む。
それを３人で分け合って３種類の肉をいただいた。

陶板焼きといってもすでに調理された肉が味噌で味付けされたタマネギ他野菜の上に盛られて出てくる。




これがトド。
きっとクセのある肉なのだろう、ショウガと味噌でそのクセを消してるようでやたらショウガの香りが強い。
それでも独特な味がした。
何とも言えない味だった。





こちらがエゾ鹿。
軟らかいお肉だがやはりクセがある。
「安物のジンギスカン」みたいだと娘が言う。
なるほど・・・・





クマ肉。
他の肉が淡い色をしているのに対しクマは濃くてやや硬い。
しかし、このクマ肉が一番美味しかった。
クセもなく食べやすい。


どれも特別に美味しい！というものでもない。
一度食べればじゅうぶんである。

私のたっての希望につきあわされた家族は迷惑だったと思う。
ウニ丼かイクラ丼を食べたがっていたから・・・

帰る時にトドを食べたという証明書をいただいた。

お土産に熊肉のかんづめを２つ購入。
小さな缶詰で９３０円。
メチャ高い。