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中山平温泉でまだ入ったことがない「やすらぎ荘」
国道沿いに建つ船員保険組合の宿泊施設。
一般の人も料金の差はあるが泊まれるようだ。
広々とした玄関ホールの右側にフロントがある。
入浴料は600円也。
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シンプル且つ清潔な脱衣室。
ドライヤーは1基。
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6,7人規模の石造りの浴槽。
少し白み帯びた褐色の透明湯。
硫黄と重曹泉の混じった匂いがするがさして強くはない。
内湯は43度くらいの熱さの循環。
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露天も同じ大きさである。
内湯では見られなかった細かく白い湯の花が見られる。
41度くらいのまったりできる温度。
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中山平温泉特有のヌルヌル感はないがやさしいお湯である。
少し物足りない気もする。
脱衣室の表示を見ると加水・加温なし。
温度を一定に保つために循環あり、浮遊物除去のため濾過あり。
小さな庭にはツツジが咲き、塀の外にはきれいな新緑。
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カラン・シャワーのある洗い場は4、5箇所。
馬油シャンプー・コンディショナー、ボディソープ完備。
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中庭には桜の花が落ちている。
中山平の春は遅いようだ。
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卓球台のあるトレーニングルーム。
久しぶりに卓球をしたくなった。
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後から熱くなるお湯なのか外に出てもポカポカする。
爽やかな風に吹かれて道路反対側を見ると
3ヶ所から湯けむりが上っている。
中山平には源泉がいくつあるのだろう。
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船員保険寮泉・星沼NO1源泉 混合泉
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
100℃
国道沿いに建つ船員保険組合の宿泊施設。
一般の人も料金の差はあるが泊まれるようだ。
広々とした玄関ホールの右側にフロントがある。
入浴料は600円也。
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シンプル且つ清潔な脱衣室。
ドライヤーは1基。
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6,7人規模の石造りの浴槽。
少し白み帯びた褐色の透明湯。
硫黄と重曹泉の混じった匂いがするがさして強くはない。
内湯は43度くらいの熱さの循環。
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露天も同じ大きさである。
内湯では見られなかった細かく白い湯の花が見られる。
41度くらいのまったりできる温度。
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中山平温泉特有のヌルヌル感はないがやさしいお湯である。
少し物足りない気もする。
脱衣室の表示を見ると加水・加温なし。
温度を一定に保つために循環あり、浮遊物除去のため濾過あり。
小さな庭にはツツジが咲き、塀の外にはきれいな新緑。
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カラン・シャワーのある洗い場は4、5箇所。
馬油シャンプー・コンディショナー、ボディソープ完備。
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中庭には桜の花が落ちている。
中山平の春は遅いようだ。
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卓球台のあるトレーニングルーム。
久しぶりに卓球をしたくなった。
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後から熱くなるお湯なのか外に出てもポカポカする。
爽やかな風に吹かれて道路反対側を見ると
3ヶ所から湯けむりが上っている。
中山平には源泉がいくつあるのだろう。
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船員保険寮泉・星沼NO1源泉 混合泉
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
100℃
どうして船員保険組合の宿泊施設が、ここに建っているのでしょう?
船乗りやそのご家族が、遠路はるばる湯治にいらっしゃるのでしょうか?
一見すると確かに結びつきませんが、
多分こんなところではないでしょうか。
船の生活では真水の使用が極端に制限されています。
阿川弘之さんの『軍艦長門の生涯』によれば、
下士官兵の入浴は数日に一回。
湯舟には入れるけど、海水風呂。
体を洗う真水のお湯は
洗面器に一杯だか三杯だけだったそうです。
また艦艇の乗組員が母校に帰って一番やってみたいことは、
酒を飲んで騒ぐことでも映画館に行くことでもなく、
地面を足で踏んづけること、
芝生の上で大の字に寝ころぶことだったとか。
民間の船乗りにしても、
事情は似たりよったりだったのではないでしょうか。
また船乗りは仕事柄、
家族と別れて暮すことが少なくありません。
外国航路や遠洋漁船の乗組員はなおさらです。
「陸(おか)に上がった時ぐらい、
お湯の量を気にしないで大きな湯舟に漬かりたい‥‥‥」
「たまの上陸なんだから、
静かな温泉宿にでも行って
家族水入らずでのんびり過したい‥‥‥」
そんな船乗りたちの願いをかなえるために、
山の中に船員組合の温泉宿が
できたような気がするのです。
確かに私達でさえ温泉でお湯の量を気にせず入れるのは幸せなことです。
海で生活する人はそれ以上に願望が強いかもしれませんね。