大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

我が家の庭は

2012-08-12 | 日記
今日は来てるかな。。。目を凝らして家の前の小さな溝を覗き込むが いない。。。
 毎年 夏の暑い日の夜に 必ず1~2匹の蛍が飛び交うのだ。
蛍の存在は 自分たちが毎日飲んでいるマオイ山から流れる川の水の状態を
確認することが出来るような気がして 出会えたら身体中が喜ぶ。
今年は来ないのか。。。。とがっかりしていたら  なんと倉庫の片隅で光ってた。
風呂に行く と出かけたはずの夫が暗がりでカメラを持って息を凝らしている。
よかった、、、、  これで なんとなく 今年も安泰だ。 
守り神 と思っていても 倉庫にへびなら ギャーギャーと大騒ぎになるのに。。。

田圃には サギが来る。何しに来るのかと思っていたら 魚がいた。蛙もサギの餌だった。
田植えが終わり そのあと夢中で草をとり ようやくふっと気が抜けて家の周りのことに目が向いたり、 
家の中を片付けたりする気持ちが戻ってきた。
丘の上のえりちゃんの家に行くと 手間暇かけて造ってきた自慢の英国風の庭に刺激される。
よし、うちにはうちの うちらしい庭を造ろう、 と行く度に決心するが実働に至らず。
ことしは特に 田んぼにかかりきりで 伸びた草の下ですずらんが咲いたことも知らずにいた。。。。
うちらしい庭 毎年放って置いても ちゃんと咲いてくれて 存在感もあって 等々。。。。。
コンフリーは紫の花が愛らしく、株が大きく見ごたえがあるので去年あちこちに株分けしておいた。
ほかには、夏の初めから道端に可憐に咲くマーガレットに似た白い花。
ヤマゴボウの大胆な手の広げ方も気に入っている。今年は母屋の玄関前に門松のように2本生えた。
窓越しに伸びてきた泡立ち草も涼しげで、雑草とばかりに刈るに忍びないのでそのままにする。
ぎしぎしやヒメジョオン、イネ科の猫じゃらし風な草も、埋め尽くしたクローバーや、オオバコ、
かわいいウツボグサや 林のように大きくなるイタドリ、そこにあるひとつひとつをよく見たら
どれも個性的で、美しく 愛らしく 結局みんな残すことになり はたから見れば草だらけ。
 この存在を 自分以外の人にも「あら いいね」 と認識してもらうための演出が要るのだ。。。
 分布図が要るな。 それをもとに設計図を描こう。いつになく頭脳労働者的になる。
その前に 取り急ぎ 窓の外の大泡立ち草の緑の首に 赤いリボンを結んだ。

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