大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ことしの夏・・・・

2010-08-23 | 日記
暑さがじりじりと痩せこけた腕を焦がす。無防備にさらした汗だくの腕や首が
ハエや蚊やアブや蜂や草の花粉を引き寄せる。最近寄って来るのはこの種だけ・・・・
ぼーっとしていたら、目の前にまん丸の目をした見かけない虫が、座っている椅子に
止まり、長くて美しい透きとおった羽根の裏表を後ろ足で巧みに磨き始めた。
その動作のあまりの美しさに、息を呑んで見守る謎の存在には気付いてないようだ。
彼(彼女か?)の目の前には肌色の斜面に黒い2個の洞窟とその下に赤っぽいエリア
が、ほにょほにょ~と映っているのだろうか・・・突然赤のエリアがガガガーーーと
開いて《キ・レ・イ・ダ・ネーーー》と発音したのを神の声とでも思ったか、
前足を胸の辺りで擦り合わせ拝み始めた。
「奇麗だね~~~~上手だね~~~~」  拝まれたくて何度も何度も発音する。
その都度、何度も何度もすりすり♪すりすり♪愉快で愉快でたまらなくなる。
そのうち(なんだ、おばさんか・・)と気付かれたのか、磨きこんだ羽根を全開にしてぱっと飛び立った。。。。。
家の中でキリギリスが一匹、昼夜鳴き続ける。蜘蛛が照明の紐を上手に使って糸を繰る。
外に張った蜘蛛の巣と朝露のコラボレーションは芸術祭参加作品だ。
川に落ちて若返りを果たし、卵を産み始めたメンドリが又ぱったり産まなくなった。
産卵箱に座っても座っても卵は出てこず・・あきらめかけていたら2-3日前から又産みはじめる。
メンドリにはメンドリのリズムがある。   まかせておけばいいんだな。。。。
2年前、生まれて初めてひとりでフェリーの旅を果たした新潟の高3の姪が、中2の弟、中3の従兄弟を引率して再来道。
田舎のマクドナルドでアルバイトしたお金で弟のフェリー代も賄って、おこずかいも渡してお姉さんぶりを発揮。
「なにしたい~?」と一応聞けば、姪は「札幌○○でお買い物!」下調べも万全。夫の配達便で送迎。
男の子たちは「なんでもいいーー」 まだまだ無邪気だ。夕張の花畑キャラメル工場・北野武美術館。どちらも入場無料。
長沼図書館で納涼読書、マオイ山散策。いずれも無料。おこずかいで長沼バッテイングセンターで汗を流す。
しかし、山羊の移動、犬と遊ぶが大好評。薪割りを本気でやって自信を獲得。手加減無用の場に勝るものなしだ。

な~にこれ?  こんにゃく!!

ミントの花

新潟の甥と姪

野球少年 

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