有明海再生の活動が繋がり広がり、思いがさらに深まり、一冊の本が生まれました。
『森里海連環による有明海再生への道 心の森を育む』(花乱社出版)です。
2010年10月開催された第1回有明海再生シンポジウムを契機に始まった干潟再生実験の取り組みなどが紹介されているそうで、
柳川市のNPO法人「SPERA森里海・時代を拓く」が編集されました。NPO法人の内山里美理事は「取り組みはまだ序章に過ぎない。今後も次世代を担う子供たちへの環境教育に取り組むなどして有明海の再生につなげていきたい」と話されています。(下:2014年9月2日朝日新聞・江崎憲一「有明海再生への取り組み 一冊に」より)
8月末出そろった、2015年度の予算概算要求の中に有明海再生へ10億円があげられています。2014年度当初予算を3億円上回った額だそうです。(2014年8月31日西日本新聞・宮崎拓朗)大きな額で、ちょっとつかみどころがありませんが、大切な国民の税金です。こうした予算が、地元の地道な活動に生かされるのでしょうか?