大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「明治日本の産業革命遺産」のイコモス調査始まる

2014年09月29日 21時03分39秒 | 日記

 大牟田の三池港や宮原坑、炭鉱鉄道敷跡等を含む「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が2015年の政府推薦を受け、各地で多様な世界遺産登録に向けての活動が取り組まれています。9月28日にはユネスコの諮問機関「イコモス」による現地調査が始まったそうです。すでに調査日程も決まっていて、大牟田三池港は10月2日。イコモスの調査の方はオーストラリアの女性の方一人。(構成資産が8県にまたがり23施設もあるのに~一人で!?)イコモスではこの調査をもとに来年5月ごろには最終評価をし、ユネスコに勧告をします。その後、ドイツで行われるユネスコ世界遺産委員会で2015年の世界遺産登録が決定されます。

(下右:2014年9月29日西日本新聞・横田理美「イコモス、鹿児島入り」下左:2014年9月29日朝日新聞・林国広「産業革命遺産 鹿児島で調査」より)


「グラフふくおか」秋号の安部龍太郎氏、中国「隋唐」の旅

2014年09月29日 20時23分02秒 | 日記

「グラフふくおか」秋号「福岡歴史遺産をゆく第2回大牟田編」を執筆された安部龍太郎氏が注目されたのは三池港です。どういういきさつでこの港が起工されたのかを團琢磨の「100年の決断」として紹介されています。<写真>は「スルースゲート」。「閘門」と同様現在も稼働中。水位の上げ下げに活躍するチエーンのついた巨大な巻き上げ機で、日頃は近くでみることが出来ない迫力ものです。ところで、その安部龍太郎氏が近頃、訪中され世界遺産ともなっている隋時代の北京ー洛陽ー杭州を結ぶ「京杭大運河」を見学されています。遣隋使、遣唐使の物語を書くための取材だったそうです。どんな物語になるのでしょうか。とても楽しみです。日経新聞・文化欄のエッセー記事をお友達に送っていただきました。以下に全文掲載します。

「グラフふくおか」秋号P18-19より 三池港・スルースゲート

下:2014年9月28日日本経済新聞<文化>欄 安部龍太郎「隋唐時代への旅」より