大牟田の三池港や宮原坑、炭鉱鉄道敷跡等を含む「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が2015年の政府推薦を受け、各地で多様な世界遺産登録に向けての活動が取り組まれています。9月28日にはユネスコの諮問機関「イコモス」による現地調査が始まったそうです。すでに調査日程も決まっていて、大牟田三池港は10月2日。イコモスの調査の方はオーストラリアの女性の方一人。(構成資産が8県にまたがり23施設もあるのに~一人で!?)イコモスではこの調査をもとに来年5月ごろには最終評価をし、ユネスコに勧告をします。その後、ドイツで行われるユネスコ世界遺産委員会で2015年の世界遺産登録が決定されます。
(下右:2014年9月29日西日本新聞・横田理美「イコモス、鹿児島入り」下左:2014年9月29日朝日新聞・林国広「産業革命遺産 鹿児島で調査」より)