有明海沿岸道路にかけられる筑後川橋の起工式が2月21日に開催されました。湾岸道路の沿線である大川市、大牟田市、柳川市、みやま市の「広域連携強化、活性化に期待し、工事の早期完成」が目指されています。(下:2015年2月23日有明新報・高本明「4市の広域連携強化期待 有明海沿岸道路 筑後川橋起工式に800人」より)
橋脚が土木遺産としても注目されている筑後川導流堤(通称デ・レーケ導流堤)にかかるため、問題となっていました。どのような対策がされたのでしょうか?有明新報によりますと、「筑後川導流堤に橋脚を設置するが、設置前の調査工事で解体した部分は大川市の筑後川昇開橋展望公園、橋脚工事による解体部分を同市ふれあいの家に展示する」ことになったそうです。
起工式では古賀道雄大牟田市長が「有明海沿岸道路は沿線の交流促進、より一体的な活性化に重要な道路。整備促進へ全面的な支援をしていく」と謝辞を述べられました。引き続きのシンポジウムでは小学生の筑後川、導流堤についての調査の発表などがあったそうです。