大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

自衛隊員の権利擁護~弁護士からの訴え

2015年09月05日 20時27分17秒 | 日記
西日本新聞では「戦後70年 安全保障を考える」の連載があっています。9月4日号は、今の自衛隊の中で起きている事態が弁護士さんより報告されています。
(下:2015年9月4日西日本新聞「<安保法案 この道の先は、、、> 遺書書かされる自衛官」 弁護士 佐藤博文さん 聞き手は中島邦之 より)
「イラク戦争後、国防軍化する自衛隊の矛盾が、いじめ自殺や公務災害、セクハラ、パワハラなど自衛隊員の人権侵害として噴き出している」そうです。
弁護士の立場から、自衛官の権利擁護に取り組まれている佐藤さんは「陸上自衛隊の北部方面(総監部・札幌市)で『遺書を書かされた』という訴えが相次いでいる」と特に問題にされています。
「なぜ遺書なのか。『遺書作成で有事に臨む心構えを確立させる』と書かれた<自衛隊の内部文書>を確認している」そうです。
佐藤弁護士は「国家が隊員個人の心の中まで入り込み、戦死の覚悟を持つようマインドコントロールする。組織に絶対服従させる仕組みの一つ、と私は考える」と話されています。

70年前の戦争末期、特攻隊や集団自決などがありました。そうした出来事が浮かんできます。

さらに見逃せないのが「隊員の負傷も増えている」ことです。「都市ゲリラとの戦いを念頭に置いた、素手で戦う徒手格闘訓練中の事故」で、「しかも大半が公務災害に認定されていない」そうです。
「自衛」の現場がなぜこんなことになっているのか?無関心であってはいけないと思いました。