大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

次世代育成プログラムで竹漁礁つくり

2015年12月14日 10時52分37秒 | 日記
 「宗像市で毎年開催されている国際会議『宗像国際環境100人会議』の次世代育成プログラムに参加する中学生16人が5日、県立水産高(福津市津屋崎)を訪れ、竹の漁礁作りを教わった」そうです。竹の密集で広葉樹が伸びることができなくなっている近くの山の現状を観察→竹を伐採→高校生の指導を受けながら漁礁を組み立て→海に沈めるーという工程を作業をしながら学びます。高校生の山下奈摘さん(17)は漁礁作りにあたって「どうしたら魚が入って来やすいか自分が実際に中に入ってみて考えながら組み立てる」とアドバイスされています。(魚になってです!!)漁礁にはイカの産卵が確認されるなど効果が上がっているそうです。
竹植生の放置から里山の荒廃が課題になっています。竹の活用が各地で行われています。糸島の竹パウダーや大牟田「三池光竹」、そのほか竹酒、竹蒸しご飯等など。竹漁礁作りは海の資源養成だけでなく、高潮浸水の防止にもなります。そして、宗像・福津では環境を考える次世代育成となっています。
(下:2015年12月8日西日本新聞「竹漁礁作り 水産高校生伝授 『100人会議』参加の16人学ぶ」