大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

中国人強制連行~慰霊碑資料集刊行

2016年08月15日 06時53分30秒 | 日記
「第2次世界大戦中に九州などに強制連行され、過酷な労働環境で死亡した中国人を追悼する全国の慰霊碑についてまとめた初の資料集『強制連行中国人 殉難労働者慰霊碑』が日本僑報社(東京)から出版された」そうです。
大牟田の世界遺産・近代化遺産にも関連がある中国人強制連行問題はまだまだ論議が不十分だという意見も多くあります。「三池炭鉱に関わる日を維持管理している人たちは『強制連行という<負の遺産>も忘れずに引き継いでほしい』と話」されています。高齢化の進む大牟田にも<中国人強制連行>を知らない人が増えています。この資料集を見て大牟田の世界遺産を見に来られる方々もいらっしゃることでしょう。大牟田市石炭産業科学館にも展示がありますが、伝承や学習も必要とされています。本日、8月15日戦争で亡くなった全ての方々への追悼の日です。
(下:2016年8月9日西日本新聞・久永健志「中国人強制連行忘れないで 慰霊碑資料集刊行 福岡、長崎、熊本を収録」より)