大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

地域の観光を地元から創造

2016年09月18日 06時57分57秒 | 日記
 観光の秋、各地の大観光地では花火や大掛かりなイベント等で誘いこみが盛んです。中でも九州は、「ふっこう割」もプラス、大人気のようです。
その外、地域おこし的な地元見直しの取り組みもキラリと光っています。地元伝統芸能、地元B級グルメ、地元の歴的な人物顕彰等、地元の人も知らなかった~そんな人がいらっしゃったのか~勉強になったといった感想が寄せられ、大観光地とは違った効果が生まれています。
その一つ、福岡市の平尾地区では、「平尾山荘」に住まわれていた野村望東尼の一生を顕彰する活動が地元の観光ボランティアのサポートを受けながら取り組まれています。「維新の志士を助けた幕末の女傑」、「「勤王派弾圧により高齢の身で玄海灘の孤島<姫島>に流刑されたが、高杉晋作の手配により島から救出された」~という望東尼の今年はちょうど150年忌。記念イベントが7月以降11月までゆっくり<日めくりカレンダー>的に行われています。この活動にリンクしながら「筑前琵琶」での野村望東尼を称える東旭秀・筑前琵琶演奏活動も毎月1回ぐらいの割で長期に続けられ、注目を集めています。「筑前琵琶」はもともと「盲僧琵琶」を発祥とし長い歴史がありますが、洋楽器の流入流行により昭和の後半から次第に衰退傾向にあります。福岡・博多の「伝統芸能」の復興も目指し活動がされ、琵琶歌に詠みこまれている観光地での演奏会も行われています。
(下:平尾東会発行チラシより)