福岡大学で28日から「三池炭鉱の記憶」高木尚雄氏写真展が開催されています。高木さんは元炭鉱マンでした。「地下500mでの坑内労働から炭鉱住宅での生活まで、貴重な写真90点」が展示されます。
主催は福岡大学の「福岡・東アジア地域共生研究所」と荒尾市で、「旧三井三池炭鉱(大牟田市、熊本県荒尾市)の記憶を継承しようと、証言や写真を収集し、保存・活用する事業に取り組まれている」そうです。
10月からは、炭坑住宅の暮らしなどを当事者から聞き取る調査も進める予定で、<まちづくりに生かしたい>」との取り組みです。
「研究所は高木さんのおいの木下正文さんからフイルム219本を預かり、焼く6500こまのデジタル化に着手」されているそうで、木下さんは「次世代に継承され、おじも喜んでいるだろう」と話されています。
10月1日には、『三池炭鉱宮原社宅の少年』を出版された農中茂徳三を招いてのトークイベントも予定されています。
地元以外の場所で、しかも大学生の目に触れる場所で開催されることに期待します。
大牟田でも、大牟田市石炭産業科学館を中心に炭鉱産業と生活文化の歴史が本にされたり、映像化されたり、講演会や連続講座、写真展等が開催されています。市民の寄稿による『炭鉱と暮らしの記憶』はすでに2冊目も発行され、記憶の継承活動がされています。
炭鉱産業がなくなって久しい地元でも、石炭のあった時代の記憶の継承につとめ、2015年「世界遺産ある町」となっての地域づくりに取り組まれています。福岡大学のみなさん大牟田、荒尾の<現場>にも探訪や見学においでください!!
(下:2016年9月28日西日本新聞・吉川幸太郎「炭鉱の記憶 後世に残したい きょうから三池写真展 資料収集の福岡大を会場に 故高木さんの作品90点」、チラシ より)
主催は福岡大学の「福岡・東アジア地域共生研究所」と荒尾市で、「旧三井三池炭鉱(大牟田市、熊本県荒尾市)の記憶を継承しようと、証言や写真を収集し、保存・活用する事業に取り組まれている」そうです。
10月からは、炭坑住宅の暮らしなどを当事者から聞き取る調査も進める予定で、<まちづくりに生かしたい>」との取り組みです。
「研究所は高木さんのおいの木下正文さんからフイルム219本を預かり、焼く6500こまのデジタル化に着手」されているそうで、木下さんは「次世代に継承され、おじも喜んでいるだろう」と話されています。
10月1日には、『三池炭鉱宮原社宅の少年』を出版された農中茂徳三を招いてのトークイベントも予定されています。
地元以外の場所で、しかも大学生の目に触れる場所で開催されることに期待します。
大牟田でも、大牟田市石炭産業科学館を中心に炭鉱産業と生活文化の歴史が本にされたり、映像化されたり、講演会や連続講座、写真展等が開催されています。市民の寄稿による『炭鉱と暮らしの記憶』はすでに2冊目も発行され、記憶の継承活動がされています。
炭鉱産業がなくなって久しい地元でも、石炭のあった時代の記憶の継承につとめ、2015年「世界遺産ある町」となっての地域づくりに取り組まれています。福岡大学のみなさん大牟田、荒尾の<現場>にも探訪や見学においでください!!
(下:2016年9月28日西日本新聞・吉川幸太郎「炭鉱の記憶 後世に残したい きょうから三池写真展 資料収集の福岡大を会場に 故高木さんの作品90点」、チラシ より)