大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

有明海アゲマキ漁復活!?

2017年11月27日 05時44分33秒 | 日記
「絶滅が危ぶまれ、20年前から休漁している有明海特産の二枚貝アゲマキについて、佐賀県は来年6月にも漁を再開する方針を決めた」そうです。「稚貝を放流して増やしたアゲマキが再び枯渇しないように、漁ができる区域と保護区域を設定」されるそうです。また「再開に向けて(佐賀)県は来年2月、生息数を調査する」等慎重な取り組みがうかがえます。
アゲマキの再生復活に向けた取り組みは「2009年から漁場に稚貝を大量に放流」したり、「海底を掘り起こして砂を混ぜるなど、生息環境の改善に努め」続けられました。「その結果15年頃から一定数が定着するようになった」とのことです。「(佐賀)県の16年調査によると、有明海の6か所で前年の4倍以上の千個を超える生息数を確認。漁獲が可能になる体調7センチ超の成体も多く、漁再開が見込めるようになった」そうです。
「回復にばらつきがあり、有明海全体の資源が底上げされたわけではない」、「本格的な資源回復には有明海沿岸4県が協調し、海の環境改善と卵を産む親貝を増やす資源管理の取り組みが重要だ」といった指摘も紹介もされています。
それにしても、アゲマキの稚貝ってどう作ったの?どこから来たの?どう育てるの?稚貝から<養殖>できないの?
<稚貝の放流>の過程にも、素人が思い及ばないご苦労がある様ですね。
有明海の恵みが食卓に豊富に並ぶのを楽しみにしています。その時は、こうしたご苦労の積み重ねを頂くことに感謝して~いただきまーす!
(下:2017年11月16日西日本新聞・吉武和彦/鶴智雄「絶滅恐れ休止20年 有明海アゲマキ漁復活 資源回復にばらつき」より)