大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

団地の高齢化~福岡市でも

2018年05月09日 05時33分14秒 | 日記
少子高齢化が大都市福岡市の団地でも顕著になっています。福岡市東区の城浜団地の高齢化率が急上昇し51.3%に達したそうです。
現在、「城浜団地で暮らすのは2020世帯の3088人。14歳以下は6.8%、15~64歳は42.6%。75歳以上の後期高齢者の割合は24.6%に上る。九州大の留学生をはじめ、外国人約300人も住んでいる」そうです。「城浜団地は、福岡市東区の博多湾の埋め立て地に1969年度から4年かけて建設され」ました。「完成当初は入居希望者が多く、1981年の人口は8622人」だったそうです。「県営と市営の共同住宅が78棟が立ち並び、一戸建ては6戸。市内の団地で最も共同住宅の割合が高く、65歳以上の高齢化率が51・3%(2017年12月)と突出して高いのが特徴」になっています。
「子どもの数も大きく減って」います。「団地内に1971年に開校した城浜小学校は、約1500人が通って」いましたが、「この春は88人」で、「新1年生は13人(外国人3人)」になっているそうです。
対策はどうなっているのでしょうか?まず団地の建て替えです。「福岡市は2013年度から建て替えに着手し、県も本年度から本格化する」そうです。「いずれも現状の5階建てを高層化し、棟数を減らして戸数を維持する計画」だそうです。又、福岡市は「入居者の年齢構成のバランスをとるため、4月から子育て世帯の入居基準(収入など)を緩和」されたそうです。
「住宅管理課によると、本年度の新規入居は数世帯にとどまる見通しで、城浜団地の若返りには時間がかかりそうだ」と新聞では評されています。
学校はどうなるのでしょうか?学校がなくなったら、子育て世帯にとっては不便な所になるのでは?
(下:2018年4月24日西日本新聞・上野洋光「東区城浜団地 高齢化急上昇51.3% 建て替え本格化 子育て世帯増えるか」より)