「九州電力は15日、玄海原発4号機(佐賀県玄海町)の原子炉冷却設備での異常発生を受け実施していた緊急点検の結果を公表し」ました。「九電によると、ポンプを動かす前に一時的に配管に洗浄水を満たした際、配管内に残った空気が少なかったことと、外気温の上昇による水の膨張が重なり、部品に過剰な圧力がかかった」そうです。「点検ではもう1台のポンプにも同様の不具合が見つかり」、「ポンプ4台すべてで部品を交換するほか、今後洗浄水を満たす際は、空気の量を増やす」とのことです。「玄海4号機は当初、24日に再稼働する計画」でしたが、「復旧作業が順調に終わっても、工程は3週間程度遅れることになる」そうです。点検や復旧作業が、運転再開を急ぐあまりおろそかにならないよう、本当にしなくてはならない事かも含めて慎重にお願いしたいです。
(2018年5月16日西日本新聞-石田剛「水圧でポンプ不具合 九電 玄海4号点検結果を公表」より)
(2018年5月16日西日本新聞-石田剛「水圧でポンプ不具合 九電 玄海4号点検結果を公表」より)