大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

城浜団地の少子化も進む

2018年05月11日 05時46分29秒 | 日記
 福岡市東区の城浜団地が「高齢化率急上昇」と注目されています。新聞では、城浜団地の状況が多方面から取材され、<支え合って 城浜団地>欄に連載されました。
団地内の「城浜保育園の運動会は<小さなオリンピック>と呼ばれる」そうです。「園児255人のうち89人が外国人。国籍は中国、ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、カンボジア、ネパール、モンゴル、インド、韓国、エジプト、コンゴ、米国、ペルーの13カ国。国別の入場行進は英語でアナウンスし、最後は地元の<ジャパン>」~なるほど、オリンピック方式です。
1978年開園当初は「日本人ばかりだったが、九州大の留学生が団地に住むようになり、97年から外国人の子供を受け入れ」、「最も多い年は日本人を上回る24カ国、160人」の園児がいたそうです。すでに20年を超える歴史がありますね。宗教にも配慮した食事の提供や本格的な英語教室があることで、「戒律で豚肉を食べられない」家族からは「特別な食事があり、英語で説明してくれる。安心して預けられる。」と言われているそうです。又、「団地外から子供を通わせる日本人が多い」そうです。
近くの城浜小学校では?九大がの完全移転の9月以降はどうなるのか?「地域から子供がいなくなったらどうなるのか」?など「城浜団地は高齢化だけでなく、少子化の悩みは深い」のですが~「でも人材は育っている」~と将来には希望が一杯です。城浜小出身で「西南学院大法学部2年の中橋亨(22)さんは来春からオーストラリアに留学」を計画をされてます。
「城浜でいろんな価値観を教わった。それを生かして、海外で航空管制官として活躍したい。」と、話されています。学びの中で育まれた「国際感覚を発揮し、ボーダーレス社会に挑む」若者です。少子高齢化のが進む他地域や団地のモデルになるでしょうか。
(下:2018年4月28日西日本新聞<支え合って城浜団地 5>欄-上野洋光「<国際社会>に育まれ」より)