「コロナ失業」深刻!

　「厚生労働省は１日、新型コロナウィルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めが、８月３１日時点で見込みも含めて５万３２６人になったと明らかにした。政府は雇用調整助成金の日額引き上げなど特例期限を１２月末まで延長して対応するが、感染収束の兆しをは見えず、非正規労働者を中心に厳しい雇用状況が続く」そうです。さらに各地区ごとの数値分析で、「コロナ失業が地方に波及している」ことが示されています。又、「総務省が同日発表した７月の完全失業率（季節調節値）は２、９％と前月から０、１ポイント悪化した。完全失業者数は前年同月比４１万人増の１９７万人に上った」とのことです。「大和総研の田村統久研究員は『企業も働き手も、事態の長期化に耐えられなくなっている』と分析。『給料やシフトを減らされた非正規労働者が諦めて違う仕事を探したり、失業しても職探しを控えていた人が就職活動を再開したりしている』とし、今後も失業率の悪化は続くとみ」られるそうです。「今後、所得の減少にも目配りが必要だ。さらに長期戦になる可能性があると考え、家計を下支えする対策も検討すべきだ」と指摘もされています。そうした中の首相交代、課題は山積み、急がれる解決〜国内外から注視されています。
（下:２０２０年９月２日西日本新聞-久知邦「コロナ失業　地方に波及　雇い止め５万人超　８月末　非正規深刻『仕事ない』次期政権、長期的な対策必至」より）