大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

半世紀以上を経て、道標の半分戻る

2020年09月23日 05時22分18秒 | 日記
 「伊能忠敬の測量日記にも登場する大分県中津市の【湯屋の辻道標(ゆやのつじみちしるべ】の折れた下半分が東峰村で見つかり、中津市に半世紀以上を経て戻ってきた」そうです。見つかった!戻ってくる!と「残った上半分を当時の街道筋に建て、大切に守ってきた地元の人たちは思わぬ発見に喜んでいる」そうです。「湯屋の辻道標は小倉から宇佐へ向かう豊前道と日田往還が交差する十字路に立っていた」モノだそうです。「日本地図をつくるために九州に入った伊能忠敬もこの道標を拠点に測量したとされる」そうで、「1810年正月の測量日記には『湯屋村辻印(つじしるし)』という表記が残」っているそうです。別れ、分かれていた道標が再び一緒になれるんです。良かったですね。小石原焼の窯元の方々の働きがあったそうで、伊能忠敬さんもとっても喜ばれているでしょう。
 〜その後か前でしょうか? 伊能忠敬さん一行は大牟田の方にも来られ、大牟田川の土橋を測量されているんですね〜。改めて大牟田の伊能忠敬測量の碑も見て足跡をたどってみましょう。 
(下:2020年9月19日朝日新聞-大畠正吾「大分・中津 伊能忠敬の測量拠点 道標の半分 東峰に 窯元関係者ら返還に尽力」より)