大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「(那珂川市)中原の風土記」発刊

2021年08月23日 05時22分56秒 | 日記
 「新幹線車両が乗り入れるJR博多南駅に近接する住宅地、那珂川市中原(なかばる)区の歴史と現在を伝える冊子『中原の風土記』を〈那珂川市『歴史を学ぶ会』〉(井原郁夫会長)が刊行」されたそうです。「冊子は・命の水のものがたり・中原の信仰と祭り・先人たちの軌跡の3章と資料編」で構成。「干ばつが常襲する農村で人々がどのように協働してきたか、開発がどのような変化をもたらしたか。営々と続く地域の暮らしを丁寧に見つめる1冊」と評されています。「冊子が出来上がる前には現地を歩き、古老を訪ね、文献を集め、、、」「取材執筆と住民の協力」の積み上げがあったことも紹介されています。「中原の方々は代々苦労を分かち合い、結束して時代の波を乗り越えてきた。その歴史から私たちが学ぶべきことは多い」と会の方が話されています。〜地域人々と苦労と協同、「開発で手にしたお金で身を持ち崩してしまうような人は一人も出まっせんやった」と古老のお話等、地域の大切な力、つながりの歴史に出会えるようです。
(下:2021年8月4日 西日本新聞—江藤俊哉「干ばつ常襲 新幹線基地建設で宅地化 農村の変遷見つめ『風土記』より)