「印刷大手の凸版印刷(東京)は、福岡県大牟田市でデジタル化技術を用いてビジネスを変革する【デジタルトランスフォーメーション(DX)】のシステム開発拠点を開設し、6日に同市と進出協定を締結した」とのことです。
〜トッパン、トッパンとコマーシャルで目立つ会社でしょうか?
「新拠点は『ICT KŌBŌ ARIAKE』の名称で、同市有明町の旧大牟田商工会議所内に開設。デジタル化を進める企業や行政へのサービス提案や事業支援を行う」そうで、「当初は4人体制で発足し、地元採用を進めて5年後には社員30人に拡充する見込み」とのことです。
「大牟田市は地域活性化や災害対応、子育て支援などでデジタル技術を取り入れた施策を打ち出している。一方の凸版印刷は、本業の印刷以外のIT分野でアジア市場の開拓を進め、国内では地方創生への貢献活動に力を入れている」そうで、「両者は連携し、地場産業のIT化や都市圏からの企業誘致などに取り組む」とのことです。
「6日に行われた締結式で、関好孝市長は『今後協力して、新しい事業化に取り組みたい』と話し、同社DXデザイン事業部の柴谷浩毅部長は『石炭の街からITの街に変貌するお手伝いができれば』と意気込みを述べ」られたそうです。
〜大牟田の炭鉱は、掘削・採炭作業自体もそうとう機械化技術化が進んいて採炭現場は地下工場とも言われていました。今もその機械や技術はトンネル、地下鉄作りにも生かされています。今、日本から炭鉱産業がなくなってしまいました。一番大切だったのは労働災害防止対策だったと思います。今も、現業現場の場合、災害防止が重要です。
DX化で一番注目されるのは、個人情報保護やセキュリティです。特にサイバー攻撃対策が求められます。
(下:2022年9月7日 西日本新聞-佐伯浩之「凸版印刷DX拠点開設 大牟田市と連携、地方創生狙う 地場企業IT化後押し」より)