大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「ルーター10億円分 未使用」

2022年10月26日 05時22分20秒 | 日記

 「新型コロナウィルスの感染拡大などに伴い、家庭でオンライン学習用のモバイルWiーFiルーター(パソコンなどをインターネットにつなぐ接続機器)の購入費を国が自治体を通じて小中高校に支援する補助金事業で、補助金額で約10億円に相当する約11万台のルーターが全く使われていないことが会計検査院の検査で判明した」そうです。しかも、「ルーターの使用率が10%未満の自治体が4割に達することも分かり、検査院は19日、事業を所轄する文部科学省に対し校外学習や校内のインターネット環境がない場所での有効活用を進めるよう求めた」そうです。具体的には「20年度に補助金事業を利用した242自治体で購入されたルーターのうち6割超にあたる11万3315台(補助金相当額10億2741万円)が、購入から1年を経過しても全く家庭に貸与されていないこと」や「43・8%に当たる106自治体でルーターの使用率が10%未満」とのことです。
 〜どうしてでしょうか?
 「検査院は自治体側が購入したルーターの使用率が低調な理由について、自治体が行ったアンケート結果などから、家庭でのインターネット環境の整備が進んでおりルーターの貸与希望が想定より少ない▷家庭学習自体が進んでいないーことが主な原因と指摘」されています。
 さらなる有効活用法として「修学旅行など校外学習の場や校内でもインターネット環境が整備されていない体育館などでの使用といった」対策が挙げられています。
 〜ェ〜体育館?!これって隠れてスマホ使う場所にならない?設置費用は?使い方のルールなど決まってる?使い方の指導は誰がする?費用は?維持管理?などルーターの配備だけでは済まない費用がかかりそうです。
 〜最近、スマホの使い過ぎによる脳疲労が問題になっています。特に小中学校生徒たちのスマホ脳・中毒に目を向け医学的治療法の提起もされています。こういった面からもルーター設置や活用を検討されるべきではないでしょうか?それにしても10億超の金額、宝の持ち腐れ、このままじゃ済まないですね。
(下:2022年10月20日 毎日新聞-柿崎誠「ルーター10億円分未使用 感染拡大時の家庭学習支援 検査院指摘」より)