大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

 「小中不登校 最多24万5千人」

2022年11月05日 05時22分59秒 | 日記

 「文部科学省が10月27日発表した児童生徒の問題行動・不登校調査によると、2021年度に全国の国公私立小中学校で30日以上欠席した不登校の児童生徒は24万4940人で、20年度より約4万8千人増え(24・9%増)過去最多だった」そうです。又、「小中高校、特別支援学校が認知した〈いじめ〉は、減少した20年度から一転し、約9万8千件増(19%増)の61万5351件で、こちらも過去最多を更新した」とのことです。〜大変ですね。一体どうしてでしょうか?
 「文科省はいずれも、新型コロナウイルス禍の学校活動や家庭生活の環境の変化が影響したと分析している。一斉休校が取られた20年度に比べて学校自体は再開したものの、コロナ禍前とかけ離れた校内活動に登校意欲が下がったことや、感染流行のたびに臨時休校となって学校を休む抵抗感が薄れたことが、不登校急増の要因と」のことです。〜なるほどコロナの波はこれまで7波もありました。特に7波の対策は自宅待機が主でしたし、児童生徒は落ち着かないし、学習意欲、遊び回る意欲も抑えらて反発もひどく、繰り返しでは元気もなくなります。
 「〈いじめ〉の内容は《冷やかしやからかい》が最多」だそうで、「《パソコンや携帯電話による誹謗中傷》は増加傾向にあり、高校では《冷やかし》に次いだ」そうです。「文科省は『電子機器は、学年が上がるほど普及している。コロナ禍で在宅時間が長くなり、機器に触れる機会が増えた影響も考えられる』と指摘」されています。「小中高から報告があった自殺者数は368人で、20年度から47人減った」そうですが、その「うち6人は、いじめが背景にあった」とのことです。〜本当に大変厳しい事態です。児童生徒にとって、学校が一番安全な場所、楽しい居場所になって欲しいです。25面には福岡県内の学校やフリースクールの現場、補助金や人手不足、先生方の多忙な実態など紹介があります。

(下:2022年10月28日 西日本新聞-金沢皓介「小中不登校 最多24万5000人 21年度文科省調査 コロナ禍が影響」より)