大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

三池炭鉱三川坑炭塵爆発から59年

2022年11月18日 05時22分57秒 | 日記

 「旧三井三池炭鉱三川坑(大牟田市)の炭塵爆発から59年となった11月9日、現場で慰霊祭が行われた」そうです。「死者458人、一酸化炭素中毒患者839人を出した」この炭塵爆発は「戦後最悪の労災事故とされ」ています。
 慰霊祭には「遺族や患者家族、元三池労組員ら約60人が慰霊碑の前で黙祷した後、組合歌『炭掘る仲間』を合唱して犠牲者を悼んだ」とのことです。
 「式典では、救出作業にあたった大牟田市の元労組員、月野貞信さん(83)が『坑内に入ると、中毒で顔がピンク色になった遺体が並んでいた。生存者に声をかけ、必死で外に運んだ』と振り返って」話されたそうです。
 「父親の蓮尾晴雄さん(当時44)を亡くした大牟田市の寺本トシ子さん(67)は『遺体はホースで水をかけられ、物のように扱われた。本当につらい事故だった』と声を震わせ」話されたそうです。
 〜私も炭塵爆発で亡くなった方の弟さんに聞きました。『遺体は炭塵で真っ黒、誰が誰か分からない状況だった』『ズラーと並べて水ホースで洗ってあった』と、、、
 「関係者によると、来年はシンポジウムなどが予定されている」そうです。「慰霊祭を企画した団体の代表で、元三池労組組合長の芳川勝さん(79)は『風化させない取り組みを続けたい』と話」されています。
(下2022年11月10日 朝日新聞外尾誠「三池炭塵爆発59年 惨状語る 大牟田 慰霊祭で遺族ら」より