「大牟田の高齢化率は昨年10月現在で32.9%」です。「全国の人口10万人以上の年ではワーストクラス」だそうです。
少子化傾向に歯止めがかからないし、団塊の世代の高齢化も進み、毎年この状況は深化し続きます。
そうした中、大牟田の「認知症の人とともに暮らすまちづくり」も10年が経過、全国から注目を集め、視察の受け入れもあっています。
絵本教室や徘徊模擬訓練等、学校で地域で、子どもたちも参加して住民や医師、官民連携の取り組みが進み、さまざまな成果、教訓を蓄積されています。
もう「徘徊」という言葉も使わないように、と市民提案されるまでになっています。(何故でしょう?)
まちづくりも「地域社会において、誰もが人として尊重され安心して暮らせるまちづくりを推進する」と新たに宣言されました。
(10年前と、どう違うのでしょう?)
(下:2015年3月9日朝日新聞・堺謙一郎/江崎憲一「認知症 寄り添う地域 医師や官民連携『意識変わった』)
記事にはありませんが、「まちづくり宣言10周年集会」では「NPO法人しらかわの会」の活動報告もありました。
このNPO法人こそ、空き家活用モデル事業第1号「サロン田崎」の管理をされている地域の団体です。