大牟田市民、中村哲さん追悼

　　「アフガニスタンで銃撃され亡くなった《ＮＧＯ:ペシャワールの会》現地代表で医師の中村哲さんを追悼する市民集会が7日、大牟田市築町公園で開かれ」ました。「復興や緑化に尽力した中村さんを追悼するろうそくが灯され祈りをささげられた」そうです。「また献花台や記帳所が大牟田市栄町の『アイ＆カルチャ大牟田』(旧みきの国)に設置された」そうです。ペシャワール会大牟田の「沖牟田さんは『やっと政府なども協力するようになり動きが全土に広がろうとしている矢先のこと。アフガンが良くなり素晴らしい場になると思っていたのに残念でたまらない』と声を詰まらせ」話されたそうです。
　（下:２０１９年１２月１０日有明新報-小柳聡「大牟田　市民が中村さん追悼　記帳所や献花台も設置」より

中村哲さんアフガンより帰国

　　中村哲さんの遺体がアフガニスタンより帰国されました。１２月１１日には福岡市のユウベル積善社福岡斎場(古小烏町)で無宗教の合同葬が行われます。喪主は長男健さん、葬儀委員長はペシャワール会村上優会長です。
(下:２０１９年１２月８日西日本新聞「中村哲さん　平和の息吹残し、別れ　家族とアフガン出国　大統領自らひつぎ担ぐ」より)

温暖化防げ!天神でデモ

　　「若者を中心に地球温暖化防止への取り組みを求める世界一斉デモ《グローバル気候マーチ》が（１１月)２９日、福岡市の繁華街-天神であった。九州の学生らがＳＮＳなどで参加を呼びかけ、高校生や大学生ら約１１０人が集った」そうです。「スウェーデンの環境活動家グレタ·トゥンベリさんが昨夏から１人で国会議事堂前に座り込み」始まった運動が世界の若者に拡がっている活動で、「毎週金曜日に授業をボイコットして気候危機を訴え」ています。「今回のマーチは、１２月からスペインで開かれる第２５回国連気候変動枠組み条約締約国会議(ＣＯＰ２５)(スペインの首都マドリードで１２月２日から１３日開催予定)を前に、世界一斉に行」われたそうです。
　「福岡で２度目となった今回のマーチでは、参加者が『Ｉ♥ＥＡＲＴＨ』『地球温暖化マジヤベエ』と書いたプラカードを持ち、『好いとう!好いとう!ちきゅう』などと呼びかけた」そうです。写真を見ると「地球を守れるのは人間だ!」といったプラカードも見えます。地球を破壊してるのは誰だ!と突きつけられています。
　（下:２０１９年１１月３０日朝日新聞-伊藤繭莉「温暖化防げ天神デモ　九州の学生ら１１０人参加」より)

中村哲さんの遺志を受け継ぐ

　　中村哲さんの死に「悲しみに暮れながらも、意志を引き継ぐ決意」が次々と上がっています。大牟田市地元でペシャワール会の会員として活動し写真展を開催した沖牟田さんや九州大学医学部の同窓生で現九州大の総長久保さんのお話が新聞に掲載されました。
(下:２０１９年１２月６日㊤朝日新聞-福島慎吾「中村哲さん銃撃『痛恨の極みだ』　同級生の九大総長」㊦読売新聞「アフガンで死亡『中村さんの功績次代へ』　ゆかりの人決意」より　)

中村哲さんの死を悼む

　「戦禍と干ばつに苦しむアフガニスタンで人道支援を続け、１２月４日に武装集団の銃弾に倒れた福岡市の非武装組織ＮＧＯペシャワール会現地代表の医師、中村哲さん。」〜本当に残念無念!悲しいです。
　「情熱あふれる活動に接してきたゆかりの人たちに悲しみが拡がっている」〜国内外から悼む声が〜
　「母校古賀市立古賀西小４８７人では、５日、授業前に全校児童が各教室で黙とうをささげた」そうです。「中村さんは２００６年同校を訪れ、後輩の児童とアフガニスタンでの水路作り体験をして交流。これを機に児童の委員会活動で人権福祉委員会ができ、毎年ペシャワール会を支援する寄付を募るようになった。また、５年の道徳の時間でも中村さんがアフガンの人たちのために尽くす姿を学んできた」そうです。
「前日のニュースを見た児童から『びっくりした』『良いことばかりしてきたのになぜ』と声が上がった。その後、全校放送で教諭が『思いをつなぐ人たちの一人が私たちだ』と語りかけ、静かに黙とうした」そうです。
「先月末まで委員会で募金への協力を呼びかけてきた６年生は、『集った寄付金で困っている人を助けたい』、『中村さんのように周りの人を大切にする人になりたい』と話」されてます。
　(下:２０１９年１２月６日毎日新聞-吉川雄策/一宮俊介/青木絵美　「中村さん銃撃死残念悲しみ広がる　最後の姿脳裏に　ゆかりの人々思いはせ」　より）