不吉な想像

2010-03-19 20:17:37 | タナカ君的偏見
 ここのところかまびすしかった黒マグロ禁輸問題は、なんだか輸入継続出来る方向で決着しそうですね。 そんな報道の中で「へえー!」っと思ったのは、取り扱い業者の冷凍倉庫には在庫が取扱高の一年分程もあるっていう報道。 エネルギーを使って冷凍保存している、そのコストはどの程度のものかしらないけれど、そんな余分にかかるコストも吸収出来るほど高い値段で売れるんですね。 日本人は、こんな金の使い方して贅沢な食事をしているんですよね。 つい2・3日前のTV番組の中で温室栽培して収穫された”さくらんぼ”が一粒100円だったか500円だったか、そんな値段で取引されたと、紹介されていましたっけ。 こんな話しを聞くと「日本人が今のこの贅沢を続けられるのは後何年間だろう?」と思ってしまいます。 米ソの冷戦下でアメリカに小判鮫して経済的に潤ってきた様な甘い環境は存在しないし、(大学生だった頃の息子の言動などを見ると)上昇志向の無くなった人間集団の日本が経済的な力を維持出来るとも思えない。  そして、これから先、エネルギーや水の枯渇に応じて食料生産量が落ちて、 世界の人口を支える食料が決定的に不足するだろう。 小賢しい人間はもっともな理由を付けてエネルギー確保のために戦争を始め、 多量に人間を殺戮する。  そんなおぞましい世の中を想像してみる事もあるのだが、 それが21世紀の人類の未来なのかもしれないと本気で思ったりしている。 
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