少々落ち込んでいる今日この頃ですが
こんな時は明るい話が一番と、前から書こう書こうと思っていた
期待させてる割にたいしたことないお話を・・・
もうすでにご存じの方はご存知ですが、
8年前の夏、大阪は守口市の関西医大付属滝井病院の整形外科に入院しておりました
2カ月の入院と、その後の通院ですっかり大阪人になった気分の私
第一の故郷は静岡、第二の故郷はここ横浜、そして第三の故郷に決定したのが大阪
結婚して7年も住んだ東京はなぜか圏外・・(東京が故郷の人、ごめんなさい)
どうも東京にはなじめなかったので
なぜか、たった2ヶ月の大阪がランクイン
その大阪ですよ 大阪と言えば大阪のおばちゃん
テレビなんかでよくやるからもう大抵のことでは驚かないけど
実際に目の当たりにするとそれはすごいし、なんて人間的
初めて関西医大に行った日のことです。
初診ということで紹介状があっても長~く待つのが当然、みたいな大学病院
案の定、待たされる待たされる
待つのが大嫌いな同行した夫もさすがに仕方なさそうにつまらな~いって顔してます。
話すこともあまりなかったけど、時折の会話を聞いていたらしい隣に座ったおばちゃん
「あんたら関東やね どこ 東京か」 いきなりでビックリしたけど
<おっ 来たな>
「なんで大阪まで来たん?紹介か?何科? 整形外科か、そっ 飯田先生ね
ええよ~よかったなあ ええ先生紹介されて
わたしの友達がな、どこの病院行ってもだめだったんやけど、ある日向こうからすたすた歩いて来る人を見て
びっくりしたんよ どないしたん?って聞いたら、飯田先生に手術してもろたて
すごいやろ~ とにかくすごい先生や
えっ 入院?手術して? ほな見舞いに行くからな、がんばるんやで、必ず見舞いに行くから」
まだいつ入院して、いつ手術するか全く決まっていない初診の日の話です。
夫に至っては、東京や横浜の病院でやれないものか聞く、と言ってた時の話です。
トイレに行けば別のおばちゃんがすぐに話しかけてくる・・
そんな前哨戦があって、手術、入院
同室は3人の生粋の大阪おばちゃん、中でも同じ日に入院したKさんは膝に人工関節を入れるため
半年前に片方やったので、今回はもう片方
典型的と言っては失礼だけど、情報通りの大阪おばちゃんでした。
すべてあけすけだし、中でも困惑したのが、食事時、整形ですから個人的に問題がない限り
何でも食べられます。
朝と昼はほぼ一緒なんですが、夕食に開きが、例えば鳥肉のから揚げ 私にはから揚げが出ますが
70歳以上のおばさま方には糖尿病食のような鳥肉を蒸したものやソテー
天ぷらの時なんて恨まれましたよ
毎回私のトレーを覗きに来るんです。そして、決まって「ええなあ~」ってため息をつくのです。
皆さんはいわゆる老人食なんですね。
味は薄い、素材は柔らか なかなかエネルギッシュなおばちゃんでしたから
きっと物足りなかったのでしょう。
でもこんなんはまだ可愛い
入院した時横浜から同行してくれたのは次女、大阪に2,3日滞在した彼女、ある日
息せき切って部屋に入ってくると
「もうびっくり おばちゃんいきなり目の前で服脱いで裸になっちゃうんだもの」
病院の隣駅には昔から有名な大きな商店街があります。
大手スーパーのダイエーはここが発祥の地とか
その商店街、何度行っても飽きない楽しい、楽しいところ
その中の一軒の衣料品店で物色していた次女の目の前で、そのおばちゃん、
いきなり上に着ていたシャツを脱ぐと、手に持っていた店の服を試着したらしい
その時、下着もなにも付けてなかったって、
目の前でいくら上半身だからっていきなりおっ○いを見たら、そりゃれっきとしたおばちゃんの私だって
びっくり、というもの
ましてまだ20代の彼女にとったら・・目が点・・・・・
今思えばこんなことがあった大阪ですが、もちろんこんなおばちゃんばかりではないんですよ
お隣ベッドのTさんなんか「あなたを見てると大阪のおばちゃんのイメージが変わるわ」と話したほど
お上品で、謙虚だし、
実は彼女京都生まれの京都育ち、やっぱりどこか違うのね。
でもふとした時にみせる可愛らしい楽しい部分はやっぱり、って思ったこともあったけど
そうそう、あの初診の時、見舞いに行くからって言ってたおばちゃん、どうなったかって
来るわけないっしょ(なぜか北海道)
でもね、初めての大阪で、これから受診ていう不安な時に、話しかけて和ませてくれたことには感謝です
その後もいろんな親切なおばちゃんに出会いました。
例の商店街では、ぼ~っと歩いてたら自転車のおばちゃんに「どいて~じゃまやで~」って怒られたけど
商店街って歩行者優先のはずなんだけど、しかたない、ここは大阪なんだ、ってあきらめたこともあります。
前述の大阪弁、うろ覚えだから間違っているかも、大阪のおばちゃんことTさん、もとさん
もし、違ってたら指摘してね。
大阪言葉と言えば
印象に残ったのが 私がレントゲン室に行く時、同室の80代のおばあちゃまに「行ってきま~す」
というと、必ず「おはようおかえり~」
痛い痛いと叫んでいると「日にち薬や きっとそのうち良くなるから」と
これは実際には聞きませんでしたけど、先日までNHKの朝ドラ『てっぱん』で冨司純子さんが言っていた
下宿人の皆さんがご飯食べ終わって「ご馳走様」というと「よろしゅおあがり」って言葉
なんて素敵な響だろうと・・先のおはようおかえり、も、そうですけど
なんてなんて、初めて耳に入って来た時はなんて~ 日本にもこんな言葉があったのね~って感動しました。
”おはようおかえり”なんて言われたら、世の亭主、みんなまっすぐ帰ってきちゃうかも
それもまた弊害?
とにかく大阪は好き、以前のイメージは180度変わりました。
大阪のおばちゃん=図々しい?=恥知らず?=アニマル好き?(これはほんとらしい)=おせっかい
いやいや
大阪のおばちゃん=人情深い=明るい=逞しい=やさしい
ちょっとほめすぎ~かなあ?
大阪ってやっぱりおばちゃんで成り立ってるような気がする、そうよねきっと
こんな時は明るい話が一番と、前から書こう書こうと思っていた
期待させてる割にたいしたことないお話を・・・
もうすでにご存じの方はご存知ですが、
8年前の夏、大阪は守口市の関西医大付属滝井病院の整形外科に入院しておりました
2カ月の入院と、その後の通院ですっかり大阪人になった気分の私
第一の故郷は静岡、第二の故郷はここ横浜、そして第三の故郷に決定したのが大阪
結婚して7年も住んだ東京はなぜか圏外・・(東京が故郷の人、ごめんなさい)
どうも東京にはなじめなかったので
なぜか、たった2ヶ月の大阪がランクイン
その大阪ですよ 大阪と言えば大阪のおばちゃん
テレビなんかでよくやるからもう大抵のことでは驚かないけど
実際に目の当たりにするとそれはすごいし、なんて人間的
初めて関西医大に行った日のことです。
初診ということで紹介状があっても長~く待つのが当然、みたいな大学病院
案の定、待たされる待たされる
待つのが大嫌いな同行した夫もさすがに仕方なさそうにつまらな~いって顔してます。
話すこともあまりなかったけど、時折の会話を聞いていたらしい隣に座ったおばちゃん
「あんたら関東やね どこ 東京か」 いきなりでビックリしたけど
<おっ 来たな>
「なんで大阪まで来たん?紹介か?何科? 整形外科か、そっ 飯田先生ね
ええよ~よかったなあ ええ先生紹介されて
わたしの友達がな、どこの病院行ってもだめだったんやけど、ある日向こうからすたすた歩いて来る人を見て
びっくりしたんよ どないしたん?って聞いたら、飯田先生に手術してもろたて
すごいやろ~ とにかくすごい先生や
えっ 入院?手術して? ほな見舞いに行くからな、がんばるんやで、必ず見舞いに行くから」
まだいつ入院して、いつ手術するか全く決まっていない初診の日の話です。
夫に至っては、東京や横浜の病院でやれないものか聞く、と言ってた時の話です。
トイレに行けば別のおばちゃんがすぐに話しかけてくる・・
そんな前哨戦があって、手術、入院
同室は3人の生粋の大阪おばちゃん、中でも同じ日に入院したKさんは膝に人工関節を入れるため
半年前に片方やったので、今回はもう片方
典型的と言っては失礼だけど、情報通りの大阪おばちゃんでした。
すべてあけすけだし、中でも困惑したのが、食事時、整形ですから個人的に問題がない限り
何でも食べられます。
朝と昼はほぼ一緒なんですが、夕食に開きが、例えば鳥肉のから揚げ 私にはから揚げが出ますが
70歳以上のおばさま方には糖尿病食のような鳥肉を蒸したものやソテー
天ぷらの時なんて恨まれましたよ
毎回私のトレーを覗きに来るんです。そして、決まって「ええなあ~」ってため息をつくのです。
皆さんはいわゆる老人食なんですね。
味は薄い、素材は柔らか なかなかエネルギッシュなおばちゃんでしたから
きっと物足りなかったのでしょう。
でもこんなんはまだ可愛い
入院した時横浜から同行してくれたのは次女、大阪に2,3日滞在した彼女、ある日
息せき切って部屋に入ってくると
「もうびっくり おばちゃんいきなり目の前で服脱いで裸になっちゃうんだもの」
病院の隣駅には昔から有名な大きな商店街があります。
大手スーパーのダイエーはここが発祥の地とか
その商店街、何度行っても飽きない楽しい、楽しいところ
その中の一軒の衣料品店で物色していた次女の目の前で、そのおばちゃん、
いきなり上に着ていたシャツを脱ぐと、手に持っていた店の服を試着したらしい
その時、下着もなにも付けてなかったって、
目の前でいくら上半身だからっていきなりおっ○いを見たら、そりゃれっきとしたおばちゃんの私だって
びっくり、というもの
ましてまだ20代の彼女にとったら・・目が点・・・・・
今思えばこんなことがあった大阪ですが、もちろんこんなおばちゃんばかりではないんですよ
お隣ベッドのTさんなんか「あなたを見てると大阪のおばちゃんのイメージが変わるわ」と話したほど
お上品で、謙虚だし、
実は彼女京都生まれの京都育ち、やっぱりどこか違うのね。
でもふとした時にみせる可愛らしい楽しい部分はやっぱり、って思ったこともあったけど
そうそう、あの初診の時、見舞いに行くからって言ってたおばちゃん、どうなったかって
来るわけないっしょ(なぜか北海道)
でもね、初めての大阪で、これから受診ていう不安な時に、話しかけて和ませてくれたことには感謝です
その後もいろんな親切なおばちゃんに出会いました。
例の商店街では、ぼ~っと歩いてたら自転車のおばちゃんに「どいて~じゃまやで~」って怒られたけど
商店街って歩行者優先のはずなんだけど、しかたない、ここは大阪なんだ、ってあきらめたこともあります。
前述の大阪弁、うろ覚えだから間違っているかも、大阪のおばちゃんことTさん、もとさん
もし、違ってたら指摘してね。
大阪言葉と言えば
印象に残ったのが 私がレントゲン室に行く時、同室の80代のおばあちゃまに「行ってきま~す」
というと、必ず「おはようおかえり~」
痛い痛いと叫んでいると「日にち薬や きっとそのうち良くなるから」と
これは実際には聞きませんでしたけど、先日までNHKの朝ドラ『てっぱん』で冨司純子さんが言っていた
下宿人の皆さんがご飯食べ終わって「ご馳走様」というと「よろしゅおあがり」って言葉
なんて素敵な響だろうと・・先のおはようおかえり、も、そうですけど
なんてなんて、初めて耳に入って来た時はなんて~ 日本にもこんな言葉があったのね~って感動しました。
”おはようおかえり”なんて言われたら、世の亭主、みんなまっすぐ帰ってきちゃうかも
それもまた弊害?
とにかく大阪は好き、以前のイメージは180度変わりました。
大阪のおばちゃん=図々しい?=恥知らず?=アニマル好き?(これはほんとらしい)=おせっかい
いやいや
大阪のおばちゃん=人情深い=明るい=逞しい=やさしい
ちょっとほめすぎ~かなあ?
大阪ってやっぱりおばちゃんで成り立ってるような気がする、そうよねきっと