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新年&誕生日

2020-01-01 | 出来事
新年明けましておめでとうございます。

元旦も慌ただしく過ぎて、今日も後1時間を切りました。

無事に元旦が過ぎました。

元旦は我が家にとって鬼門のようで、過去に何度も病魔に襲われたのです。

そんなことで毎年大晦日から元旦にかけてはいつも以上に意識して過ごすのですが
今年はなんとか乗り越えられました。

毎年のことですが、食事中に必ず実家から電話があります。

最初は義姉「あけましておめでとう、そしてお誕生日おめでとう」

ここから始まって、姪たち、姪の旦那さんたち、その子供たち
全員からもれなくお祝いの言葉をもらいます。

ありがたいことです。

例年ならここで終わるのですが、今年は・・

兄です。珍しいことです。兄は典型的な昭和の男ですから
わざわざ妹の誕生日祝いなど口に出したりしません。

なのに、その兄が、どうした?

兄は去年の10月、85歳になりました。

私は6人兄弟の末っ子、兄は兄弟としては2番目です。
上に3年前他界した姉がいます。

その兄が「もう年も年だからいつ逝ってもいいんだ、ただお前だけは元気でいてくれよ」と

兄は4人います。

次兄はもう20年以上体の機能障害で、自宅介護を受けています。

三兄は7年ほど前に、兄弟の中で最初に亡くなりました。

そして、四兄、一番年の近いすぐ上の兄ですが、昨年ガンと診断され現在闘病中

我が家はガン家系ではないので、まさかまさか、驚きましたし
長兄にしてみたら唯一元気でいた男兄弟ですからショックは相当なものでした。

今のところ安定しているようですが、この春には後期高齢者、厳しいです。

そんなことで、男の中で一番高齢の長兄が他の誰よりも元気なのですが

「とうとう元気なのは俺とお前だけになってしまった、なにがなんでも頑張ってくれよ」と

そして私に全員を見送るように、とまで言いました。

そんなこと言ったって明日のことはわからないし、順番なんてそれもわからない

兄の心情はよくわかりました。

自分より若い弟や妹を送るのは耐えられないのだと思います。

「早く迎えが来てくれたら」なんて弱気なことを言ってます。

ちょっと、それは困ります。あなたが元気でいてくれるから私は今でも大きな顔をして
実家に帰省できるのですから

最後に義姉と電話を替わったのですが、義姉の声を聞いたとたん急に悲しくなって
最後は涙声でした。

毎年毎年、誕生日メッセージ電話がありますが、こんな深刻な気持ちになったのは初めて

そして急に怖くなりました。

なんで末っ子なんだ、全員を見送るなんて・・・

昨年末までの欠礼はがき、半分以上は兄弟の訃報でした。

若い知人からは親御さんが亡くなったとありましたが、我々世代になると兄弟やその連れ合いの死去に伴い・・
こればかり

ご主人やお子さんでないだけいいのかもしれないけど、寂しいですね。

改めて新年の決意です。

当たり前のことなんだけど、1日1日を大切にすること、家族を友人を今まで以上に大切にすること
そして、自分も大切にすること

兄の気持ちに応えるべく、日々を過ごさなければと思いました。

元旦から暗い話になってしまいましたが、申し訳ありません

明日からはまた元気に明るく前進です。

今年もよろしくお願いいたします。

6回目のネズミ年です。




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