横浜田舎物語

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小3夏休みの宿題

2020-08-14 | 
コロナ休校のおかげで、夏休みが例年の半分もない今年

いつもなら、プリント何枚、観察日記、自由研究などなど、大量の宿題に追われていましたが
今年はそんなことで、宿題は1学期に種まきした花の観察日記と読書感想文

これが問題だ、たとえ本好きの子だって、感想文書くのが好きっていう子は知らない
まして読書に興味のない子にとって読書感想文は地獄の沙汰、と思う。

そういう孫も、恐竜が大好きで、その図鑑には大いに興味があるのに、物語的な本には見向きもしない

そんな子に読書感想文・・果たしてどうなることやら

図書館が近所にあります。では本を探しに行きましょう

そしたら、じーじに買ってもらった本があるからそれでいいと

「大きい1年生と小さな2年生」という児童文学です。

ちょっといきなりハードルが高いんじゃない?と思いましたけど、本人は必至で文字を追っています。

ところが・・初版が1970年とあるので、50年前のもの
内容は決して古くはないのですが、表現が今の子供たちには難しいらしい

読みながら時々質問です。「マッチ箱って何?」
そこですか・・

「ほら、マッチ売りの少女のお話知ってるでしょ、マッチ棒に火をつけてたでしょ」と
説明してもちんぷんかんぷん

夫がどこからか小さなマッチ箱を探してきて、マッチ棒の形態から説明です。

マッチの擦り方さえ知らないからびっくりしてました。

やってみればと持たせても、持ち方すらわからない

今時の若者は缶切りで缶を開けられない話は聞いたことがありますが
この先、もしもマッチを使わなければならないときがあったら、困るでしょうね。

次々とこれは何?と聞いてくるのでその都度説明するのですが、中には
こんな文章が

孫「二つに分かれた道の、ちょう、ど真まん中って?」

私「へえ、ずいぶん今風ないい方ね、ちょうだって?」

本を見せてもらいました、すると<二つに分かれた道の、ちょうどまん中に・・>

ちょう、どまん中と、ちょうどまん中、区切るところが違うと全く意味が違ってきます。

もうおかしくて大笑い
しかし孫は真剣に聞いてきましたから何のこと?という顔をしてます。

こんな感じで読み終わり、只今感想文作成の真っ最中、おばばは横でパソコン打ってます。

ところが、どう書けばいいの?なんて書けばいいの?半べそです。

知らないわよ、と言いながら出だしの文章を教示したり、それはおかしい、こうなんじゃないと
いやいや、これでは私の感想文になってしまいます。

もう知りません、と言いながら、聞かれると口を出す、もう文章は言いません
ヒントだけ・・

感想文なんて将来役に立つのでしょうか?とは孫には言えませんが・・
ブログを書くとき役立つかしら?なんて(笑)

文系嫌いの娘がよく言ってましたっけ

国語の試験問題<この文章で作者は何を言いたいのか>に対して
<作者がどう思ったかなんて、主観の問題なんだからどうだっていいわ>

って国語の先生から叱られそうな言葉をいつも吐いていました。

国語嫌いな子というのはこんなところから出てくるのかと思ってしまいます。

気になってネット検索してみました。

「読書感想文の必要性」

実際、廃止論も出たようですが、私自身もこの年になってもその必要性に疑問を持っていました。
しかし、こちらを読んで納得しました。

少々長いですが、関心のある方はぜひ・・・

さて、ようやく終了したようですよ。

さっきまで半べそかいてたのが嘘のように、その表情は開放感にあふれています。

「感想文と自由研究どちらかって言われたら、絶対自由研究ってみんな言うよ」ですって

もう少し理解できるようになったら、リンク先の話をしてあげましょう。

来週から学校です。

横浜市は2期制なので、新学期とは言いませんが、どうかクラスターが出ないよう祈りましょう。

Hちゃん、お疲れ様!バーバも疲れたわ


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