横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

友達ランチと暑気払い

2012-08-09 | 居酒屋&グルメ
久しぶりに外食三昧でした

昼は友人たちと魚貝亭の水曜ランチ 水曜日はこの魚貝亭丼が2割引き


   

大体この日しか行ったことが無いので他の日はわかりませんが
ランチ時、ほぼ満席になってしまいます。

結構広い店内なんですけどね。

いつも通り、うにの横のカニは苦手のいくらの代用・・わがまま言ってすみません。

久々の友達ランチに盛り上がっている最中

夫から誘いがありました。  ラッキー!

コチラも久しぶりの湘南台 《鳥海山》です。


  

午後7時まで、生中200円というサービスがあるので、ぎりぎり間にあうかな?という夫はほっといて
一人、早めに着き、すぐに駆け付け1杯

つまみもなしにぐいぐい飲んで、あと7.8分のところでもう1杯
お金がかかっていると人間意地汚くなるけど、せっかくですものね

なんと5分前に到着した夫もその間に2杯いきましたよ

そこからやっとゆっくり飲み始めるという、なんともお恥ずかしい話を暴露してしまいました

ここからは日本酒です

いままでずいぶん沢山の種類の日本酒を呑んできましたが、有名どころの名前は覚えているけど
その店にしかないお酒だったり、地方にしかないお酒を呑んだ時って
どうしても名前が覚えられません。

「今までもメモっておけばよかったね( ..)φメモメモ」ってことで、昨日は携帯のテキストメモに入れておきました。

初めてお目にかかったのは 新潟県の”村祐”と、長野県の”豊香”

ま、どちらも可もなく不可もなし、無難な味、呑みやすかったです。

昨夜はサッカーもバレーもなかったから、呑んで寝てしまったけど
今夜はそういうわけにはいきません。

いよいよ、決戦の時来たる  3時45分キックオフだそうで、年寄にはありがたい時間帯です。
午前1時なんて言うのが一番困る

バレーボールもほぼ同タイムだそうで、困りましたね

どちらもメダルがかかってるけど、サッカーは負けても銀メダル
でもバレーは負けたら3位決定戦です。

どちらも勝ってほしい、レスリングの上昇気流にのっかって、
またまた女性陣の快挙、あやかって続きますように

オリンピックもほんとの最終盤、今夜だけ早く寝れば・・・いやバレーが残ってました。

あと少し、酔っ払うのはやめて早起きしましょう。

終わってしまったら・・寂しいだろうなあ

友人のTさんが言いました「なんで夜中に起きてみなくちゃいけないの?録画しとけばいいじゃない」
もしもし、ドラマや映画じゃないんですよ。

結果がわかってから見て何が面白いんですか?

「まったく、年はとりたくないわね」って返事しておきましたけど
オリンピックだって人それぞれ、実際わんこさんみたいに怖くてライブを見れないなんて人もいますから
一概に非難はできません。

大きな国際大会ってやっぱり燃えますよね あと少し  がんばれ! 日本!


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なでしこあと1勝

2012-08-07 | サッカー
やりましたね

とうとうここまできちゃいました。

もうこうなったらアメリカに勝つしかないでしょ

しかし、後半、具合悪くなりそうでした

昨夜は10時半には横になって、携帯のアラームセットして
(目ざまし時計いらない派なので)
でもなかなか眠れない・・・

何時頃寝付いたかわからないけど、いつのまにか寝ていて
アラームに気付いてテレビ付けたのに、また寝てしまったらしい
気付いた時は1点先制してました。

後半早々、宮間のロングパスに阪口がヘッドでナイスコース、そしてゴ~~~ル

もうこれでぜったい・・とおもいきや

そこから40分+アディショナルタイム4分
ずっとずっと攻められっぱなし

パスカットしてもそのあとのフォローが無い

GKの福元さん、すばらしかったです。
それだけ攻撃されてたってことだけど

澤さんも今日は攻撃より徹底的に守備にまわってました。

かなりの距離走りまわっていたと思います。コースを読むのがうまい さすがですねえ

そして、キャプテン宮間ですよ  彼女のフリーキックとラストパスが無かったら今日の得点は0でした。

しかしなでしこって何か持ってますよね。

あのPKだって、<はずせ 止めろ>って祈ったけど、まさか本当にはずしてくれるとは
それでも流れが戻らないまま最後まで瞬きも許されないような闘いでした。

フランスのシュート数27に対して、日本はたった4本、そのうち2本が得点です。
確率いいけど、もう少し打ちたかったですね。

とにかくよかった  勝てばいいのよ なんだって

さあ、相手はW杯決勝と同じアメリカ  あの試合の再来を、っていうより、大丈夫絶対勝てる

日本中から応援オーラを送りましょう

さて、お知らせです

にゃんこ親の皆さん

本日10PMよりBSプレミアムで《岩合光昭の世界ネコ歩き》という番組があります。
実は昨日が第1回だったのに見逃してしまいました。

岩合氏は、世界中で動物の写真を撮っている写真家ですが
特に猫への思い入れが強い方

以前、日本橋三越で開催された写真展を見ましたが、すばらしかったです。

今夜もそのあと卓球団体女子があるし、男子サッカーもあるから厳しいけど
なんとか見たいなと思ってます。
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UKからイングランドへ

2012-08-06 | 旅行
ピーターラビットの故郷からビートルズの故郷へ

この旅行で、どこを絶対外せないかってリヴァプールでした。

1963年のある朝、ご飯を食べながらNHKの海外ニュースを見ていた私の前に突然現れた4人組は
中学生だった私に衝撃を与えるだけでなく、その後世界中の若者に大きな影響を与えた??

ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ  その名はBeatles

その日以来、無我夢中になった私は、お小遣いをためてはレコードを買いあさり、
映画が封切られれば、田舎の映画館まで脚を伸ばし
暇さえあれば、それこそレコードがすりきれそうになるほど、意味がわからなくても
歌詞を全部覚えるというほど聞きまくりました。

おかげで英語に少し興味が持てたこともあり、悪いことばかりではなかった。

そんなことで、私にとってイギリスと言ったらビートルズ、ビートルズはリヴァプール
という流れになるわけです。

イギリスツアーは数あれど、コースにリヴァプールが入るのはめったにありません。

けっきょく、個人で行くしかない。

リヴァプール初心者には”マジカルミステリーツアー”が一番です。

かれらのゆかりの場所に連れて行ってくれます。

ジョンが育ったミミおばさんの家とか、ジョンとポールが初めて会った教会とか
ストロベリーフィールドの赤い扉の前とか、ペニーレインとか
曲の題名になっている有名な場所には、ただただ感動

最後はマシュー通りのキャバーンクラブ”です。

彼らがメジャーになる前、ずっと歌っていたこのクラブはまさにファンにとっての聖地
こんな狭い舞台であの楽曲が生まれたのかと、地上に通じる階段から彼らが下りてくるのでは
なんて、錯覚をおこしそうでした。

特別景色が言い訳じゃない、昔はけっこう活気のある港町だったようですが
観光地としては成り立たなそうなこの街が、世界から脚光を浴びるのも、すべて彼らの故郷ゆえ

今、あの旅行でどこが一番よかった?と聞かれたら、やはり、リヴァプールって答えてしまうかもしれません。

翌日はビートルズからシェイクスピアに  マンチェスター経由で

”ストラストフォードアポンエイポン”です。

映画のセットのような街でした。

彼の生家や、シェイクスピア劇場、そしてエイボン川を散策、
ゆったりとした時を過ごしました。

yukikoさんが行きたいと言っていたコッツウォルズはここから1時間くらいで行けるそうですよ。

次は、オックスフォードです。

街は世界の英知が集まるだけあって、整然として、そこを自転車で移動する
かっこいい学生たち
皇太子殿下が留学していたマートンカレッジも確認できました。

首都ロンドンまであとわずか・・

お金はないけど、やっとここまで来ました。

そろそろイングリッシュブレックファーストにも飽きてきたけど・・・

こんな感じ



B&Bによって多少違いはあるけど(中にはすべて真っ黒焦げなんてところも)
これに12枚切りくらい薄いトーストが、まるでCDラックのようなトースト立てに数枚はさまれて
出てきます

あと少し、次は娘がお世話になった語学学校がある海辺の町、ワージングに向かいます。
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タイムのはずがローズマリー?

2012-08-05 | お家ごはん
土曜日の朝日新聞の別刷り”be”には毎週、野菜料理が掲載されています。

昨日はこれ



パプリカは何かと便利なので、なくなれば買うという感じで
今日も冷蔵庫に入ってます。

写真を見てもなんだかさっぱりしてそうでおいしそう

作り方も簡単そう

よっし、オリーブオイルはある、ないのはタイムだけだわ

で、昨日買ってきました。

パプリカが真っ黒になるまで焼く  網の上で焼き始めました。

オリーブオイル  タイム  タイム??

あれ?

買ってきたのはたしかローズマリー

あらら~~

また早とちりの思い込み

だって香草ってめったに買わないじゃないですか。

棚にあったパック入り、葉っぱの形が似ているような気がしてすっかり思いこんでしまった。
娘に話したら、まったく形が違うって、呆れてましたけど

しかし、パプリカの方はすでに片面まっ黒け
いまさらもとに戻るわけでもないし、タイムとローズマリー、香草には違いないんだから
この際かまやしない

っていうか、もうこうなったらオリジナルにするしかない。

結局、全く別物の料理ができてしまいました




フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニクのみじん切りで香りを出し
そこに、冷蔵庫の残り物、なす、ピーマン、エリンギを入れて炒め、軽く塩コショウ

最後に、真っ黒焦げの皮をむいて、種をとりだしたパプリカを入れてさっと混ぜたらできあがり

彩りのいい1品が出来あがりました。

まあ、これはこれで

ところで、ローズマリーがまだ残ってます。

そこで登場 ”クックパッド”

見つけました、これはいいかも

ローズマリーオイル

ここにあるように、肉料理に、ゆでたジャガイモに、そして、固くなったパンをこのオイルで焼く

こういうのを怪我の功名というのかどうか、間違えたおかげで頭を少々使いました。

料理はボケ防止って言うけどほんとかも

いや、その前に間違えてしまっているんだから、その辺りはどう言い訳しましょうか

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続・ユナイテッドキングダムの思い出

2012-08-04 | 旅行
ロンドン到着から3時間、再びヒースローから今度はブリティッシュ・エアウェイズの小型機です。

当時としては驚きの中年おばさまCA
日本では見たことなかったから驚きました。

1時間半くらいで、エディンバラ空港に到着、すでに外は真っ暗

このあと最終のロンドン以外、宿泊先は行き当たりばったりの現地調達ですので
それはいろいろありました。
こんなこともツアーでは考えられないことのひとつですね。

駅前の公衆電話から娘が宿泊先に電話を入れてます。
話が付いたようで、タクシーで宿泊先に向かうのですが

イギリスでは(ここはスコットランドですが)タクシーを、特にロンドンでは
ブラックキャブといいます。

ドライバーは厳しい試験を通った人しかなれないので、プライドも高い代わりに
安心して乗車できます。

娘が最初にヒースローに着いた時、ホームステイ先までの交通手段に迷いましたが
紹介先から、タクシーが安全と聞かされ腑に落ちないまま利用したところ
とても親切に無事送ってくれたと聞いて見なおしたものです。

大きな荷物は運転席から降りてきてすぐ乗せてくれますし、住所さえちゃんと伝えれば
間違いなく連れて行ってくれます。

これはこの先何度も利用しましたが、どこの土地に行っても変わることはなかったです。

さて、日本を発ってすでに10数時間、疲れと眠気に襲われながら宿泊先に向かいましたが
これがこの国では当たり前のB&B

ベッド&ブレックファーストの略です。

日本語で言ったら、”1泊朝食付き民宿”というところですね。

どこの町にもあります。

必ず泊れます。  いろいろですが  

支払いは大体チェックアウト後でしたが、中にはインの時もあります。
そこで、お金です。

当時英ポンドは換金できるところが限られてましたが、横浜駅西口の当時東京銀行で換金、
ここは娘に送金するための口座に繋がっている銀行でしたので
もう何度も足を運んだところです。

異国の地ではアルバイトもできませんから、すべて親からの送金で生活するわけですが
どれくらい送っていたか?忘れました。
でも、たいへんでした

あまり現金を持って行くのが嫌だったので、この旅行のために、とりあえず20万振り込んでおきました。

現金は確か5万もなかったかも、それも、ロンドン~エディンバラのチケット2人分と
ちょっとした買い物に使ってしまって、残りはほんのわずか

あちらはどんな夜中でも小さなATMが町中にあるんですね。

そこで、B&B近くで引き出すよう娘に言いました。
ところが・・残高が無いという・・・

はあああ~

旅が始まったばかりだというのにお金がなくてどうするの?

いきなりパンチ ガーンです。

その夜は旅の楽しみより、今後の過ごし方というか、それよりなぜ残高が無いのか
そちらが気になって・・・これがまたまさかの展開だったのですが

翌日、エディンバラ城や、旧市街、等々観光しながら、途中、銀行に行って残高確認をさせました。

すると・・入金もあったけど、それを引き出したこともわかって
引き出したって、誰が?
きまってますよ、娘しかいないじゃないですか?

よくよく聞いてみると、私が渡英する少し前、中学校時代の友人が2人、
日本から遊びに来たらしい

その二人と旅行するためのお金がいる・・口座を見たら・・入ってる

ワ~~イって思ったかどうかは知らないけど、ラッキー とばかり
使ってしまったかもって

「使ってしまったかもじゃないでしょ どうするのよ

夫に連絡して送金を頼もうかと思いました。でもそんなこと口が裂けても言えない

手元には1万円もなかったのです。

1泊目のB&Bの代金はなんとか支払えました。

こんな娘にするためにこんなところまで送りだしたわけじゃないわ
イライラしながらもなんとかしなければと冷静に考えてみる

よし!こうなったらカード払いでしのぐしかない

幸い、国内の移動は鉄道でと考えてブリッド・レイルパスを2人分購入してあったのです。

これは期間限定のフリーパスで、列車で移動にはたいへん便利でお得なパスです。

ほんとにこれがあったおかげです。

あとはすべてカード払い  その後のB&Bはすべてカード払い可能かどうか、から
探す羽目になりました。

ロンドンに入ってから地下鉄を利用しましたが、確かバスと地下鉄が利用できるカードがあったような
それすらカードで買うことに

大体どこでもカードが使えたので助かりましたが、唯一使えなかったのはマクドナルド
今でこそ当たり前にあるソフトクリームですが、当時日本ではまだ発売されていなかったから
めずらしくてどうしても食べたい・・確か1度、1個だけ買って2人で食べたはずです。

お金の問題はこうしてなんとか解決しましたが・・
買いたいものがあっても限度額を考えるとがまんしたり、まったく娘には参りました。

そんなことがあっても、エディンバラは素敵な街でした。

古いものと新しいものがうまく調和して、そうそう、スコッチウィスキーの造醸を見学できる施設
(名前は忘れましたが)はよかったわ
もちろん試飲できましたしね。

エディンバラには2泊してゆっくり回り、次はネス湖のあるインヴァネスに向かいました。

ネス川が街の中心を流れるインヴァネスは緯度が高いせいか太陽の出ている時間が長く
夜8時になっても明るい街でした。

行ってない人のためのネス湖~LOCH NESS, UK~


今や伝説になってしまったネス湖に棲むというネッシー
でもここに来ると、本当に湖の底から現れるような不思議な気持ちになってきます。

思えば遠くに来たもんだ、なんて曲がありましたけど、地図で見たってかなり遠いです。

とにかく湖と古~いお城と、周りの丘以外は何にもないところです。

地図でいうとすぐ左側にあるスカイ島、機会があれば訪ねてみたい憧れの場所です。

インヴァネスに1泊して、翌日はほとんどが列車移動に費やされ、予定していたウインダミアには
程遠く、しかたなくグラスゴーで下車、まだ9時過ぎくらいなのに駅舎は電気が消され
インフォメーションも閉まって、しかたなく電話帳から探した宿は、まったく普通の家
男性2人が迎えてくれました。
もちろん宿泊客は私たちだけではなかったから余計な心配はいりませんでしたけど

グラスゴーはスコットランド最大の都市、翌朝、駅までの道、タクシーの窓から街並みを見ただけでしたが
いかにも産業の発達した中都市という感じでした。

Fマリノスの中村俊輔がはじめて海外移籍したセルティックのホームでもありますね。

グラスゴーから本当は昨日のうちに到着予定だったウィンダミアに向かいます。

ウィンダミアはご存知、ピーターラビットで有名な湖水地方の玄関口
憧れの湖水地方・・噂にたがわずほんとうに素敵なところでした。

ここでは湖を回るツアーバスに乗ったり、作者ビアトリクスポターの生家に行ったり
ピーターラビットの世界を満喫

実際絵本に出てくる建物の前に立ったりして、その辺の草むらからピーターやその仲間たちが出てきそうな
不思議な気持ちになったものです。

今思うと、ウィンダミア湖の周りを自転車で走ったら気持ちいいだろうなと悔みます。

そして、以前書いたけど、このレイクサイドにあった映画館で、封切られてばかりの
”トイストーリー1”を見たのです。
ほんと、見ただけ、だって字幕もなければ吹き替えもないんだもの

もっとはしょるつもりでしたが、いつの間にか思い出に浸ってしまいました。

まもなくなでしこがブラジルとメダルをかけて戦います
起きていられないだろうな・・でも見届けたいな  やっぱりサッカーは生じゃないとね。

まだ少しずつ続きそうです。 御迷惑でなければまたお付き合いくださいね
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ユナイテッドキングダムの思い出

2012-08-02 | 旅行
ロンドンオリンピック、体操の内村選手が期待通りの個人総合金メダルで
ようやく溜飲が下がったような、気分のいい朝を迎えられました。

今日は1日この話題で日本中が盛り上がることと思いますが、とにかくやれやれです。

ロンドンオリンピックと聞いて、懐かしい思い出がよみがえってきました。

皆さんに比べたら海外経験の少ない私ですが、なんと初めての海外旅行がイギリス=UKだったのです。

それは18年も前のこと、進路に悩んでいた当時高3の次女、やっと出した結論が

  ”留学”

我が家のような普通のサラリーマン家庭で、資産もなく、留学なんてと思いましたが
そもそも親の私が昔から憧れていて、自分ができなかったことを娘に託したいとの思いが
後押ししたのかもしれません。

1年という期限付き、その後は大学に進むという計画で1995年4月、桜咲く日本をたった一人で
旅立って行きました

不安が無かったわけではありません。
高校の英語の成績も特別よかったわけでもないし・・・ほとんどなにもしゃべれないまま・・若さなのでしょうか

そのころ、アメリカなどでは日本人の留学生が殺害されるなんてニュースもありました。

そんなことで親としては銃社会のアメリカには行かせたくなかった。

カナダか、オーストラリアか、イギリスか、迷って決めたのがイギリスでした。

少しくらいお金がかかっても安全と安心を優先に、”留学ジャーナル”を出版している会社を通して
その実績を考慮しつつ選んだのが・・

イーストサセックス州のちいさな海沿いの町 ワージングにある語学学校

地図で言うと、海を渡ればフランスという、ロンドンから電車で1時間、ブライトン近くの
本当にのんびりした、次女の性格にあっていそうな街です。

ホームステイ先は独身の女性とワンちゃん1匹

生活習慣の違いに戸惑うことばかりのようでしたが、
世界中から集まった留学生たちとすぐに仲良くなり
楽しいことも見つけたようで安心したものです。

生活習慣でそのころ聞いてびっくりが、娘が食事の後片付けを手伝ったとき
お皿に付いた洗剤を水で洗い流そうとしたら、水は貴重だから使わないで、洗剤が付いたまま
立てかけておけば、そのうち乾いて洗剤はなくなるからって

これは人間も同じで、バスタブから上がったら、かけ湯などなく、
泡が付いたままタオルのガウンを着て乾かすのだそうです。

日本人には考えられないことばかり、
送ってきた写真の中にお風呂のがあったけど、タイルなど水を流せる床ではなく、
なんと絨毯の上にバスタブ
これにはびっくりしたけど、そう言うことだったんですね。

イギリスの洗剤って体にいいもの使ってるのかしら?

娘はアトピーがあるので心配でしたが、後で聞いたら、こっそりお湯を用意して
最後にかけていたと言ってました。

こんなイギリスでなんとか日常の会話がスラスラ?できるようになったらしい1年後

いよいよ帰国の時期となり、その流れでせっかくだからと、単身で娘の待つ初めての異国に乗りこみました。

飛行機に乗るのは3度目、その2年ほど前に初めて行った北海道、そして前年九州に行った時
乗っただけでしたから、今思うとかなりの冒険でした。

ただ、<娘は18歳で誰も知っている人のいないところに行ったんだ それに比べたら・・>って気持ちが
後押ししてくれたことは確かです。

ツアーなら当然やってもらえることも、全部自分でやらなくてはいけません。
そのために、いろんな資料を集めて、かなり勉強しました。

たとえば、飛行機の中で外国人の乗務員に話しかけられた時とか、入国のための書類の書き方とか
審査官に入国の目的を聞かれた時の答え方とか・・
飛行機は”バージンアトランティック”でした。

当時の成田空港にはまだ独自の窓口がなくて、小さな航空会社が共同で使っている1つしかない窓口に
自ら持ってきたオフィスプレートを置き、そこに1列に並ぶという、嘘みたいな受付シーンでした。

旧YCATからバスで成田に向かったため、遅れたら大変と、かなり早く到着してしまった私は
搭乗手続きと出国審査が済むと、安心してつい居眠りを・・・

発着のアナウンスがなんとなく聞こえてはいましたが・・しばらくして気付くと
搭乗開始時刻がとっくに過ぎている

そのうえ、なにを勘違いしていたのか、搭乗口とは正反対のとんでもないところにいたことに気付いて

なんと締め切り5分前に搭乗するというヒヤヒヤものの経験もしました。

なにもかもが初体験、でもこういう時って女神さまが現れるんですね。

私がギリギリ間にあってホッとしていたら、お隣はまだ空席、このまま飛び立つのかと思った離陸寸前
一人の女性が座りました。

こんなおばさんでも(まだ40代だったよ)エコノミーの狭い座席、お隣が女性でホッとしました。
窓側でしたしね。

一応会釈はしました。

その後、何がきっかけか忘れましたけど、お互いにかなり深くまで話ができ
その方はロンドン経由でアイルランドのダブリンに行くとのこと

年に何度も行ったり来たりしていて、あちらに彼が待っているそう

音楽のプロデュースの仕事をしており、アイルランドの歌手を日本に紹介したり
もちろん日本でもある有名グループ関連のお仕事もしていたとか

アイルランドと言ったら、U2やエンヤくらいしか知りませんけど
あちらの歌手を発掘して日本に紹介するみたいなことを言われてました。

著書もあり、後に買いましたけど、アイルランドでの食事を中心としたエッセイでした。

彼女はもう慣れてますから、ワインを頼んだり、ウイスキーを飲んだり
私は・・・とてもじゃないけどそんな気分にはなれず、ひたすらお茶や水ばかり飲んでいたことを
思い出します。

結局、入国の書類も彼女が書いてくれて、外国人の乗務員には通訳してくれて
とても一人旅とは思えない楽しい時間が過ごせたのです。

これでもう、ヒースローに着きさえすれば娘が待っててくれる・・ようやく不安が安堵に

飛行機はほとんど揺れることもなく、無事イギリス上空に来たことを確認できたのは
サッカーの聖地”ウェンブリースタジアム”が見えときでした。

さあ入国手続きです。

お隣の彼女は「私、何度も行ったり来たりしてるから、目をつけられているのよ、だから
出国に時間がかかるかもしれないの  一人で大丈夫ね、お嬢さんが待ってるし」

そう言ってお別れしましたが・・・

私の番が来ました。

すると審査官のおじさま「kankou? gakkou?]って日本語で聞いてきたのです。

sightseeing」って何度も練習したのに
日本語で「観光です。」小さな声でやっと言えました。

こんなおばさん怪しいなんて思われるわけがないのです。
だって、ピカピカまっさらのパスポート
このいでたち、疑う余地などあるわけがない

こうして無事、イギリスの地に第一歩を記したわけですが・・
肝心の娘がいない

今みたいに携帯があるわけじゃない、連絡しようにもどこにしたらいいのかもわからない
第一、電話のかけ方もわからない・・かかったところでことばがわからない

どうしよう~なんていっているうちになんか見たことがあるけど真っ黒な子が・・

なんとお嬢さん、去年別れた時より1,5倍くらい巨大になっていた

食べられなくて痩せちゃうよりいいけど、ちょっとこれはまずいんじゃない?

1年ぶりに会った娘は、色気とは程遠いますますワイルドになって母親を迎えてくれました。

ここから母娘2人の珍道中が始まるわけですが・・本日はタイムオーバーになりましたのでここまで

このあとヒースローからスコットランドのエディンバラに飛び、ここでいきなりのハプニング
そしてパニック・・・さてどんな展開になるのでしょう

後半はかなりのスピードではしょって書きますので、よかったらまたお立ち寄りください。
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