・・・映画の日本語のタイトルは「最高の人生の見つけ方)であったが、映画を見ての感想では内容は英語のタイトルの方がぴったりと思った。
・・・映画の主人公は写真左が大金持ちだが私生活には恵まれたいないコール、右は家庭一筋に自分の人生を犠牲にして頑張ってきたエドワード。
・・・二人は「がん」を宣告されて余命半年から一年と知った病室で同部屋になったことから知り合い仲良くなる。
・・・エドワードは大学時代の哲学の授業で知った課題の整理のやり方で、死が見える中で今一番したいことを列挙する「棺桶リスト」をかき、ひょんなことでコールに見られてしまい、二人で「棺桶リスト」を実現する旅に出る。
…旅の最初はエドワードが乗りたかったムスタングでレース場を走ることから始める。
「コールがやりたかったスカイダイビング」
「コールがリストに書いたサファリーでライオンを撃つ旅」
・・・旅の途中のエジプトではピラミッドの頂上に座って、会話するが、その会話の内容が、この映画で一番私の気持ちにフィットした台詞でした。
・・・・・・古代エジプト人はこう信じていた。『死ぬと天国扉の前で神に二つの質問をされ、その答えによって、天国に入れるか否かが決まる。"人生に喜びを見つけれたか ? "、"他者に喜びを与えたか ? "』・・・・・・・・
・・・夢中で人生を生きている時は感じないものですが、フト、自分の人生を振り返った時に、この言葉は人生の目的を表すキーワードの表現ではと思いました。
・・・二人は充実した余命を終わって、「棺桶リスト」の最後にあった"世界でも最も眺めの良いところに行く"と書いてある通りにエベレストの頂上に骨を入れた墓を作り、リストと一緒に墓に入れて貰う。