・・・最近、頭で考えるほど体の動きがついてこないことを、色々な場面で経験する。
その点、体の中では、手先は年をとってもさほど、動きが悪くなる部位ではない。
手先と足の裏には感覚神経が集中している。
従って、頭の老化防止と同じくらい、足裏と手先は常に刺激を与える必要がある。
足裏はジョギングすることによって鍛えているが、手先は何も作業をしないと筋肉も皮膚も弱くなる。
手先を使う作業で細かい作業をするときは自分の衰えを自覚する。
革細工をするときに針に糸を通すこと、小さな人形の小物のパーツを作る、時計の修理をするなど・・をしていると、短時間なら良いのですが、長くは続かなくなる。
しかし、革細工にしても粘土の人形造りにしても、やらないとダメになるので、続けることが手先の刺激になっているように思います。
手足の先にある交感神経は日中、活発に働くべき時間なのですが、その時間帯に使わないでいると、知らないうちに、脳はストレスを感じてしまいます。
一般的に言われているのは、その結果、自律神経が乱れてしまい、ストレス症状の倦怠感やイライラが現れたり、身体的にはむくみ、肩こり、不眠などいろいろな症状が現れてきます。
「ストレスに見舞われた脳を癒す」というと、なんだか難しそうな雰囲気を感じますが、実際には手や足などの末端を刺激する事で、脳を癒す事ができるのです。
外部との接触が手や足の末端部分は多いので、そのため刺激を受ける知覚神経が発達しているのです。
つまり、脳に少しの刺激でも情報が伝わりやすい部分なのです。
手足の末端に受けた刺激が脳に伝わると、脳の働きは活性化し、交感神経も活発に働きはじめるのです。
アンバランスだった交感神経と副交感神経が正されると、ストレス状態はしだいに緩和されていきます。
最後の部分はインタネットに書いてある文章を参考にしました。