・・・この季節、医療控除などを受けるために税金の確定申告をしている。
その事について、感じることは、私がE-Taxを初めて四年くらいは経っているのに、四年前と使いにくさは、ほとんど変わってないことである。 一年に一度の作業であるので、慣れれば、三十分の作業が毎年、初歩的なトラブルで、申告を終えるのに、半日はかかる。
おそらく、民間企業がやれば、これだけの税金の申告事業であれば、税金の申告を喜んで国民のみんなが使えるように毎年、システムの改良をして、ほとんどの人が何らかの形で簡単に、E-Taxを使えるようにすると思える。 そして、そうすれば、この改善による収益は、毎年、おそらく数百億円になるのではと想像される。
しかしながら、相変わらず、役所の窓口は、この時期、臨時も含め全国何千か所で、E-Taxが難しいがために、E-Taxとは別に、かくちくごとに、役所の確定申告相談窓口を設け莫大な費用を使い、さらにそれをコンピュータに入力する費用もかけている。 E-Taxは単に時流に沿ったという名目為だけに、確定申告の業務窓口にインタネットも増やし、役所の仕事を増やしただけのようで、E-Taxによってコスト低減など、サラサラ、考えていないのである。
公務員は何か新しい仕事を始めるときはコスト低減は伴わないのが原則のようである。 何か仕事を始めるとき、コストを増やす事がかけらの仕事のやり方らしい。