・・・先日の新聞の記者コラム欄で上記表題と同じ趣旨の記事を読んだ。
私は個人的興味で、日本古代史の文献や本を読んだり、実際に現地に古墳を訪れたりしている。 この記事は宮内庁が管理している陵墓、陵墓参考地の情報は、もっと積極的に開示するべきだと云う今まで、何度も言い古されてきた主張ではあるが、我々が知らない、詳しい裏事情が書いてあったので、つい読んでしまった。 特に、記事の中で、同感したのは、「陵墓には、宮内庁が陵墓名や禁止事項を書いた表札はあるが、古墳の形状や大きさ、過去の出土品などの情報が分かる案内板は、地元の市町村が設けている物だけだ。そうした案内板を宮内庁が設置できないだろうか。」 と書いてある。
実際、現地を訪れる私が、いつも感じられるのはそのことです。 宮内庁は鳥居と白砂利、鉄格子と前記の表札だけで、如何にも近寄るなと云う感じの陵墓である。 税金を使っている意識のない官庁仕事だとつくづく思える。