・・・今日は時の記念日です。 そこで、日頃感じている時間の話題を一つ。
テレビの番組などで、人里離れたのんびりした環境のことを「時間が止まっているようだ・・・」とナレーションしている。 私も忙しく会社勤めをしている頃は、この言葉をとてもうらやましく、ぜひそんな感覚に浸ってみたいと思って、聞いていたものです。
毎日忙しく暮らしていると、頭の中で予定を立てて、スケジュールをこなす生活をしていると常に時間を意識しているので、時間が存在すると云う意識がある。
しかし、今の私のように、自分のやりたいことを思いつくままやって、それが終わらなくても、気にしなくなると時間の観念が薄くなって、時間は意識しなくなる。
そういう、時間の意識が無くなった状態を時間が止まると感じると云うのかもしれない。
つまり、「 現実の生活⇒時間の認識を繰り返す⇒頭に時間の概念が出来る⇒時間と云う言葉⇒言葉の意味の認識 」と云う行動のサイクルを繰り返している状態から、サイクルの中で、時間の認識をしなくなってくると、時間と云う概念が薄くなって、時間が止まると云う表現になるのかもしれない。
今の私のようにくらしている環境に、日頃、時間を意識して暮らしている人が入ってくると、物理的には時間が動いていても、物事の進み方が遅く、時間が止まるように、感じるかもしれない。