・・・我が家の前の道はこの地方の幹線道路なので、四六時中、車の通行が絶えない。 住んでいる者としては交通の便が良くなるが、騒音には悩まされる。 交通量のある道筋に新たに家を作る場合は覚悟し、それなりの対策をして、家を建てるが、我が家は30年来、当地に家を構えているが、道路が幹線道路として開通したのは二年前である。 その時から、騒音が始まったので、家も人間も対策は出来てないので、毎日の生活が大変である。 一番困るのが夜中に集まってくる、排気音をむやみに大きくしたモータバイクの嫌がらせ走行。 その次は夜中に高速で走る大型車のタイヤ音、そして、頻度が多い緊急車両のサイレン音と、交差点で注意を促すスピーカーの声。
その中でも、特に問題なのは、排気音の大きい改造バイクの走行音。 これは悪意を持った音なので、騒音以上に家にいて寛いでいる、または寝ている人間をイライラさせる。
先週の金曜日の真夜中一時ごろ、昼間から、時々来ていた騒音バイクが十分間くらい、一キロくらいの区間を繰り返し騒音を発しながら走行していた。 その音を聞きながら、上から、水でも浴びせてやろうか、はたまた、障害物でも置いて転倒させたら気持ちがよいのになどと、妄想しながら、いらいらと騒音を聞いていた。 その時、パトカーのサイレンが鳴り、すぐさま、遠くにバイクが逃げていく様子が聞こえました。 誰か、近所の人があまりにひどいので、警察に通報したのでしょう。 私には西部劇のアパッチを追跡する騎兵隊のラッパのように、日頃はうるさいパトカーのサイレンを心地よく聞いていました。